記憶の種類

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記憶の種類ー1

2023/11/14

記憶の種類-1

記憶とひとことでいっても、いろいろなものがあります。

しかも、いろいろな分け方があって、書いてあるものによってさまざま。

というわけで、少し記憶について整理していきたいと思います。

まず、最初の分類ですが、以前に記憶のメカニズムで書いたものになります。

記銘(覚える)、保持(覚えておく)、想起(思い出す)といった

記憶の段階による分類ですね。

 

次に、記憶時間による分類です。

感覚記憶、短期記憶、長期記憶

感覚記憶とは、感覚器官(目、耳、鼻、舌、皮膚)でキャッチした情報を

そのまま一時的にとどめておく記憶です。

視覚の感覚記憶をアイコニックメモリ(映像記憶)といいます。

0.5秒という説も1秒という説もあります。

聴覚の感覚記憶をエコイックメモリといいます。

こちらは視覚の感覚記憶(アイコニックメモリ)よりも少し長く4秒くらい。

感覚記憶というのは容量は大きいのですが、

とどめておけるのはほんの一瞬です。

その膨大な記憶のうち必要な情報だけが、短期記憶へと移行し、

ほとんどの感覚記憶は忘れ去られてしまいます。

この感覚記憶から短期記憶への移行へは注意が関係しているとされています。

短期記憶は、一時的に覚えておく記憶で

数秒から十数秒、長くても数十秒と言われています。

容量も少なくて、だいたい無意味で無関係だと7つくらい。

「マジカルナンバー7±2」として知られています。

なので、郵便番号や市外局番を抜かした電話番号などがこの桁数で作られているのだそうです。

短期記憶にある情報が繰り返し思い出されることにより、

忘れにくい長期記憶へと移行していきます。

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