記憶のメカニズム

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記憶のメカニズム

2023/11/07

記憶のメカニズム

私たちが何かを記憶するといったとき、

どのようなプロセスを取るのでしょうか

①情報を得る

なにはともあれ、まずは外界から情報を得ないことには始まりません

そこで重要になってくるのが、感覚器です。

感覚器(目、耳、皮膚、口、鼻)を通して、

何かをみたり、聴いたり、触れたり、味わったり、においを嗅いだりして情報を得ます。

ここから考えても分かるように、私たちはこの一瞬だけでも膨大な情報を得ています。

②必要な情報を選び出す

そのため、膨大な情報から自分にとって必要な情報を選ぶという作業が必要になります。

そのため、自分にとって何が必要な情報かを分かっているということが重要になってきます。

「車を買おう」と思っていると、車に関する情報をキャッチしやすくなるというのがそれです。

自分にとって重要な情報を取捨選択するのに重要なのが注意力です。

 

 

③覚える(記銘)

最近は符号化ともいわれています。

情報を取り込んで、記憶情報として保持されるまでの

覚える過程のことを指しています。

記銘が成功するかどうかには「感情」と「重要度」が関わっています。

興味があることや自分にとって大切なことの方が覚えやすいのはそのためです。

④保持(覚えておく)

覚えたこと(インプット)したことを繰り返すことにより

すぐに忘れてしまう短期記憶から、忘れにくい長期記憶へと

記憶が固定されます。

忘却曲線という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、

インパクトのあることでもない限り、

ほとんどのことを忘れていきます。

まぁ、インパクトのあることは繰り返し思い出されるから余計に忘れにくいのかもしれませんが、、、。

⑤想起(思い出す)

脳の中に保存されている記憶の中から

特定の記憶を思い出すプロセスを想起といいます。

物の名前が喉元まで出かかっているのに出てこないというのは、

この過程がうまくいかないために起こってきます。

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