夏バテの原因と対策-10

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夏バテの原因と対策-10

2024/07/20

夏バテの原因と対策-10

こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。

良いお天気ですね。

絶好の海水浴日和。

昨日は平日にもかかわらず、近くのお店でPayPayつながりにくい事件が発生し、

「海水浴のお客さんが多いのかしら?」と話題になっていました。

 

それは、このような気候の時に気をつけたいのが熱中症や夏バテ。

以前にもこのブログで、熱中症や夏バテについてとり上げてきましたが、

今日は、夏バテを予防する食材について、お伝えしていきたいと思います。

 

夏バテの原因については、夏バテの原因と対策ー2

夏本番前に備えての暑熱順化については、夏バテの原因と対策

夏バテ対策は夏バテの原因と対策ー3夏バテの原因と対策-4

夏バテを予防する食事のとり方

夏に摂りたい栄養素:タンパク質ビタミンB1、ビタミンB2ビタミンC ミネラル

も参照ください。

うなぎ

夏バテ予防として昔から知られている「うなぎ」。

日本では昔から土用の丑の日には「うなぎ」を食べる習慣があります。

この習慣は、夏に「うなぎ」を売るために平賀源内が提案したことから始まったそうですが、

この季節に食べるとよいという根拠も、もちろんあります。

 

うなぎは高たんぱくで栄養価が高く、特にビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、DHA、EPA、カリウムなどの栄養素を豊富に含んでいます。

夏バテに効果的とされる「ビタミンB1」はうなぎはアナゴのなんと7倍(0.37mgと0.05mgの違い)。「ビタミンB2」は0.48mgと0.14mgの違いで約3倍だそうです。

 

ちなみに、2024年の夏の土用の丑の日は、7月24日と8月5日。もうすぐですね。

梅干し

こちらも夏バテの予防としてはおなじみかと思います。

梅干しには、いろいろな効果があることが知られています。

というのも、梅干しには、クエン酸、カテキン酸、ポリフェノール、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンE、鉄、植物性乳酸菌などが含まれています。

なかでも、酸味の成分であるクエン酸は、クエン酸回路という、体のなかでエネルギーを生み出す代謝経路に関わる物質の1つです。

クエン酸には、疲労の原因となる乳酸の生成を抑制し、疲れする効果やや肩こりなどの予防・改善するという効果があります。また、胃酸の働きを助けて食欲を増進したり、たんぱく質の消化を促進したりする働きもあります。

私も暑くなってから、みょうに梅干しがおいしく感じていたのですが、こういう効能をみると身体が欲していたのかもしれません。

食中毒予防にもなるので、積極的にとり入れたいですね。

スイカ

夏の代表的な果物といえば「スイカ」。

日本人の84%の人が「スイカ」が好きという調査結果もあるようです。

それはさておき、スイカは果肉の90%以上が水分です。

さらにビタミンAやカリウムなどのミネラルが豊富で、その成分比率が市販のスポーツドリンクとよく似ていて、エネルギーに転換の早い果糖やブドウ糖も含まれているという熱中症予防のための果物といっても過言ではありません。

更に、女性にとっては嬉しいことにスイカには、リコピンというシミ・ソバカスの原因となる活性酸素を減らす物質や肌のハリ、弾力に欠かせないコラーゲン繊維の合成に重要な役割を担っているビタミンCも含まれています。

海岸でのスイカ割りも実は理にかなっているのかもしれません。

夏バテを予防する食材をうまく取り入れて、

楽しい週末をお過ごしください。


こちらの記事も参考にしてください。

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