熱中症(1)
2023/06/02
熱中症
熱中症とは
この季節になると、「熱中症」をテーマに講話をする機会が増えてきます。
熱中症は、高温多湿な環境下において、体内の水分および塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。
近年、熱中症で救急搬送される方、死亡される方が増えてきています。
それを受けて、環境省と気象庁は令和5年4月26日に令和5年度の「熱中症警戒アラート」の運用を開始しました。
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、
暑さへの「気づき」を呼びかけ、国民の熱中症予防行動を効果的に促すための情報です。
熱中症を引き起こす条件
環境
- 気温が高い
- 湿度が高い
- 風が弱い
- 日差しが強い
- 締め切った室内
- エアコンがない
- 急に暑くなった日
- 熱波の襲来
熱中症を引き起こす条件
身体
- 高齢者、乳幼児、肥満
- 身体に障害がある人
- 持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)
- 低栄養状態
- 脱水状態(下痢、インフルエンザなど)
- 体調不良(二日酔い、寝不足など)
熱中症を引き起こす条件
行動
- 激しい運動
- 慣れない運動
- 長時間の屋外作業
- 水分補給がしにくい