夏バテの原因と対策ー3
2024/06/23
夏バテの原因と対策ー3
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
一昨日、例年より2週間遅れで関東地方も梅雨入りしましたね。
先ほど、雨が止んだすきに近所に買い物に行ってきました。
帰りにぱらぱらと雨が降ってきましたが、傘をさすほどでも無くて助かりました。
なんとなく最近、体調がすぐれないという方は、こちらのブログを参考にしてくださいね。
さて、今日は、梅雨が終わるとやってくる夏の対策についてお伝えしていきたいと思います。
夏バテの原因については、夏バテの原因と対策ー2
夏本番前に備えての暑熱順化については、夏バテの原因と対策
を参考にしてください。
生活リズムを整える
夏バテ対策
その日によって朝起きる時間や夜に眠る時間、食事時間がバラバラな不規則な生活は自律神経のリズムを乱す要因となってきます。
特に、自律神経を整えるという意味では、朝起きる時間が重要です。
朝、決まった時間に起きて朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、生体リズムが整います。
それだけでなく、朝日を浴びると、セロトニンという神経伝達物質が分泌されます。
これによって、副交感神経から交感神経への切り替えが起こり、
身体を活動モードにしてくれます。
また、このセロトニンという物質は、睡眠物質であるメラトニンの原料です。
朝しっかりとセロトニンが分泌されることで、その14~15時間後、つまり夜にメラトニンが増え、自然と眠くなるというわけです。
冷房で体を冷やさない
夏バテ対策
暑いとついつい冷房の温度を下げたくなりますが、
外と中の温度差が大きいと自律神経のバランスを乱す要因になってきます。
私たちの身体は自律神経によって体温を一定に保っています。
急激な温度の変化が1日に何回もあると、体温を調節するために神経が過剰に働き、
疲れる原因になってきます。
冷房などを利用する場合は、外との温度差が極端に大きくならないように調節するようにしましょう。
身体が冷えすぎないように羽織るものを用意したり、冷房の風が直接当たらないように風向きを調整するとよいでしょう。
入浴時は湯船に浸かる
夏バテ対策
夏は暑いと、ついシャワーで済ませてしまうかもしれませんが、
湯船にゆっくりと浸かることは、自律神経を整える作用があるためおススメです。
湯船に浸かることで、浮力による筋肉を緩める効果、水圧による血行促進効果、身体を温めることによるリラックス効果が期待されます。
38~40℃のぬるめのお湯に10~15分ほど入ると副交感神経が優位になり、
リラックス効果が期待されます。
温度が熱すぎると、交感神経優位になるので気をつけましょう。
できれば、眠る前90分~3時間前にお風呂に入るようにしてください。睡眠の質が上がります。
夏を元気に過ごすには、
ご自身で自分の体の状態に気づくことや日ごろからの夏バテ対策が重要です。
今日お伝えしたことが参考になれば幸いです。
次回は、夏バテ対策の続きをお伝えします。
では、よい週末をお過ごしください。
こちらの記事も参考にしてください。
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