認知症予防は、転倒の予防から
2023/10/31
認知症の予防は転倒の予防から
転んで足を骨折したのをきっかけに認知症に
というのは、めずらしいことではありません。
2025年には65歳以上の5.4人に1人が認知症という時代になるといわれています。
転倒を予防する身体づくりは認知症予防の第一歩と言っても過言ではありません。
2022年に厚生労働省が行った「人口動態調査」によると
転倒・転落・墜落によってなくなった人は11,569人で
交通事故(3,514人)の約3倍となっています。
高齢者に限っていえば、交通事故の約4倍ともいわれています。
また、同省の「国民生活基礎調査(2022年)」によると
転倒・骨折は介護要因の第3位となっています。
高齢者の転倒で多いのが、住宅での転倒で約半数を占めています。
<参考>
不慮の事故による死亡の年次推移
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/furyo10/01.html
家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数・構成割合
転倒を予防するには、転ばないための身体づくりと転びにくい環境づくりが大切です。
転ばない身体づくりに関しては、下記に挙げる過去のブログを参考にしてください
・サルコペニアチェック(あなたの筋力は大丈夫?)
https://hetero-clinic.jp/blog/detail/20230815141905/
・サルコペニアを予防する 運動編
https://hetero-clinic.jp/blog/detail/20230818142219/
・サルコペニアを予防する 食事編
転ばないための環境づくりに関しては、こちらの政府広報オンラインを参考に
手すりはつける場所や高さが重要です。
つける場所によっては、かえって邪魔になることも...
こちらを参考にリハビリのスタッフと相談して決めましょう。