食で夏を乗り切ろう-4
2024/08/04
食で夏を乗り切ろう-4
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
今日はそんな暑い夏に取り入れたい食材についてお伝えしていきたいと思います。
以前にもこの話題をとり上げましたが、その時にご紹介した食材が「うなぎ」「梅干し」「スイカ」。
(https://hetero-clinic.jp/blog/detail/20240720104316/)
しかし、他にも夏バテに効く食材はあるので、ご紹介していきます。
も参照ください。
トマト
トマトは水分が多く、汗で流れやすいカリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
それ以外にも、体内でビタミンAに変換されるβカロチンやビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEなどもバランスよく含まれています。
また、トマトの赤い色は「リコピン」という成分によるもので、サビつきから身体を守る抗酸化作用が強く、夏バテや紫外線から身体を守ってくれます。
このリコピンを有効活用するためには、トマトを食べるときにひと工夫するとよいかもしれません。
たとえば、リコピンには、油に溶けやすく、油と一緒に食べると吸収率が高まるという性質があります。
そのためサラダにするときは、オリーブオイルを加えるなどひと工夫するとよいでしょう。
また、リコピンは加熱することで吸収率がアップします。
トマトソースやスープなど加熱して食べるのがおススメです。
夏とはいえクーラーの効いた室内に長くいる人は体の芯が冷えていることがあります。そういう方は、トマトを生のまま食べると身体が冷えやすいので注意が必要です。
さらに、最近の研究で、リコピンは摂取した時間帯で吸収率が変わることが明らかになりました。
ベストなタイミングは「朝」。
トマトには、暑さでほてった身体を冷やす効果や、食欲を促す効果もあります。
朝食に取り入れて、健康的に1日をスタートしてみませんか。
きゅうり
今では一年中みかける「きゅうり」ですが、旬の時期は7~11月。
夏に積極的にとりたい食材です。
夏バテにも効果があるといわれている「きゅうり」の最大の理由がなんといっても水分補給です。
実は、きゅうりの約96%が水分で構成されています。
つまり、きゅうりをとることで、脱水の予防し、体温を調整しやすくなるわけです。
また、きゅうりはビタミンC、カリウム、マグネシウム、ビタミンKなどの栄養素を含んでいます。
それだけでなく、疲労回復を助け、代謝を上げるシトルリンが豊富であることも知られています。
きゅうりは、太さは均一、張りがあり両端がかたいものがよく、イボがとがっているものが新鮮なのだそうです。
枝豆
夏に特においしい枝豆ですが、こちらも夏バテに効果的といわれています。
というのも枝豆はタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維を多く含んでいます。
それだけでなく、枝豆には大豆には含まれていないビタミンA、ビタミンCも含まれています。
枝豆というとビールを連想する人が多いと思いますが、枝豆のタンパク質にあるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を助け、肝機能の負担を軽くするそうです。
つまり、「ビールのおつまみに枝豆」というのは、おいしいだけでなく、身体にとっても理にかなっているのです。
枝豆は、鮮度が大切です。
枝付きの方が日持ちするので、できる限り枝付きのものを選びましょう。また、枝に残っている葉が緑色で新鮮なものは鮮度がいいです。
サヤが緑色で、毛がしっかりと立っている、サヤがふっくらしているものを選ぶようにしましょう。
こちらの記事も参考にしてください。
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