自分を責めるのをやめられないのはなぜ?自分責めの負のループから抜け出すための方法をご紹介します! ②
2024/09/02
こんにちは。ヘテロクリニックスタッフ兼カウンセラーの米井です。
さて、今日のブログは前回に引き続き「自分を責めるのがなかなかやめられない」というテーマでお送りします。
前回は
✔自分を責める状態とは?
✔自分を責める原因
を詳しくお伝えしました。
(前回のブログはこちら:自分を責めるのをやめられないのはなぜ?自分責めの負のループから抜け出すための方法をご紹介します! ①)
自分を責めるのがやめられない!私の体験談
自分を責めてしまうのをなかなかやめられないのは、「今まで生きてきた中で無意識に身につけたネガティブな習慣」にあります。
その多くは、育った家庭環境と幼少期の親子間の否定的なコミュニケーションに起因しています。
私自身も自己否定が強く、何か事あるごとに自分を責める癖がありました。
些細な失敗やミス、人に迷惑をかけたりすること、うまく結果が出せないとき…等々
ネガティブなことに関してはすべて自分のせいだと感じてしまい、心の中ですぐに自分を責めてしまっていて、気づいたらいつも気持ちがとても苦しい状態でした。
この「自分を責めてしまう癖」というのは、実は、子供の頃に親から何度となく繰り返された否定的な言動や振る舞いなどが無意識のうちにインプットされたものなのです。
私自身も肯定されることよりも否定的な言葉を投げかけられることのほうが多く育ちました。
もちろん、親からすれば意地悪をしていたわけでもなんでもなく、ただ否定的なコミュニケーションをするのが当たり前に身についていただけなのだと思います。
こういった背景があることがから、自分を責めてしまう癖というのは気づいたらしてしまっているので、やめたいと思ってもなかなかすぐにはやめられないものです。
なので、まず、自分をせめる癖をやめるためには自分を責めていることに気づけるようになる必要がありました。
自分責めの負のループから抜け出すための方法
先ほどもお伝えしましたが、自分を責めるのをやめられるようになるには、まず、自分を責めている瞬間に気づく必要があります。
ここでは、自分責めの負のループから抜け出すための方法をステップでご紹介します。
ステップ1. 自分を責める瞬間に気づく
自分を責めていると感じたときに、その瞬間に気づくことが大切です。
例えば、「ああ、また失敗してしまった…」と考え始めたとき、それが自分を責める思考だと認識しましょう。
ステップ2. 自分を責める言葉を少し自分を思いやる言葉に置き換えようとしてみる
自分を責めるようなネガティブな言葉を、自分に少し優しい言葉に変えてみましょう。
(例)
- 「またミスしてしまった。どうしよう…」 → 「失敗すると落ち込むしイヤだとよね。でも、失敗は誰にでもあることだし、次頑張れば大丈夫」
- 「自分はなんてダメなんだ…」 → 「ダメだな~って思ってしまうよね。たしかに今はうまくいかなかったけど、もしかしたら次はもうちょっとうまくいくかもしれない。」
- 「もっと頑張らなきゃダメだ…」 → 「もっと頑張らないと!と思ってしまうよね。でも、少し休んでからまた頑張るのでもいいかもしれないよ。」
ステップ3. 具体的なフレーズを考えておく
自分に合った自分を思いやれる言葉をいくつか考えておくと、必要なときにすぐに使えるようになります。
ただ、自分に対して思いやる言葉を考えようとしてもなかなか思いつかなかったりすると思うので、例えば、自分の大事な友達や家族、大事好きな芸能人や推しなど、、そういった人をイメージして、その人に思いやる言葉をかけてあげるとすればどんな言葉を言うだろう?と、置き換えて考えてみるのも良いと思います。
ステップ4. 毎日少しずつ練習する
自分に優しい言葉や思いやる言葉ををかけるのは最初は難しいかもしれません。なので、毎日少しずつ練習することで自然にできるようになります。
朝起きたときや寝る前に、鏡の前で自分に優しい言葉をかけるのも良い方法です。
ステップ5. 自分の感情に寄り添う
もしステップ4までが慣れてきてある程度できるようになったら、次は 自分を責めているときの裏側に感情にも意識をむけてみてください。
自分を責めてしまう裏側には隠れた様々な理由があったります。
「なぜ自分を責めてしまうのか?」と自問し、もし、理由に気づけたときはその理由と共に湧いてくる自分の感情を素直に感じてみてください。
今日は
✔自分を責めるのをやめれなかった私の体験談
✔自分責めの負のループから抜け出すための方法
この二つを詳しくお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
「自分を責めてしまう」というのも、子供のころから無意識に身についてしまったネガティブな習慣のようなものです。
すぐに改善しようとはせず、少しずつじっくりと腰を据えて改善すること意識しながらぜひご紹介したステップを参考に練習してみてください!
身についた習慣はどんなものであれすぐには治りません。時間がかかって当たり前なものです。
例え、治そうと意識をしていて、でも、また自分を責めてしまったとしても大丈夫です。
治そうと実行に移していること意味があります!
あなたのペースで、少しずつ、少しずつ、できるようになっていきましょう。
この記事がお役に立ちましたら幸いです。
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