顔の老化と腸内細菌叢、脳の関係
2024/06/04
顔の老化と腸内細菌叢、脳の関係
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
昨日の地震は大丈夫でしたでしょうか?
復興の遅れが言われている中での石川県能登地方での大きな地震。
私は出身がお隣の福井県で、大学時代に能登にも何回か遊びに行ったことがあったというだけでも
見知った光景の変化への衝撃が大きかったので、現地にいらっしゃる方の不安や恐れは大変なものだったのではないかと思います。
少しでも安心して過ごせるよう心からお祈りしています。
今日は、昨日届いた「Medical Tribune」から興味深い話を一つお伝えしていこうと思います。
2024年のSkin Res Technolで中国・成都中医薬大学のMulan Chen氏が報告したものなのですが、
「腸内細菌叢が顔面の皮膚の老化に関連」しているというのです。
その中で、腸の中にいると顔面の皮膚の老化がしにくい細菌を3種類
腸の中にいると顔面の皮膚の老化がしやすい細菌を8種類を挙げています。
まぁ、でも細菌の名前だけ挙げられても、じゃあどうしたら顔面の皮膚の老化が防げるんだということになると思うのですが、
残念ながら、まだそれについてはこれからのようです。
ただ、この中で「Lactobacillaceae」や乳酸菌の大半をしめる「Lactobacillus属」が顔面の皮膚の老化を促進する細菌として挙げられているのですが、
今までには、これらの細菌は皮膚の老化を抑制したとの報告もあり、議論をよんでいます。
結局、乳酸菌はいいの? 悪いの?ということで調べてみましたが、
乳酸菌は環境や病状によって異なる影響を及ぼす可能性があるようです。
結局は、効能をうのみにせずに、自分の現状に合っているのかどうかということを自分の身体の変化を見て検証していくことが大切なのかもしれません。
顔の皮膚老化のリスクと関連するいくつかの細菌叢とアルツハイマー病などの認知障害との間に潜在的な関連性があるようで、
腸を健康に保つことの大切さをあらためて感じました。
興味がある方は、こちらのブログの結論部分が特にがおもしろかったので、参考にしてみてください。
https://note.com/nn1112/n/n0ded966fad62
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