気にしすぎは、もともとの性格?!
2024/01/31
おはようございます。ヘテロクリニックスタッフ兼カウンセラーの米井です。
きょうで1月も終わりですね!
なんだか早かったような、長かったような、とても濃密なひと月を過ごした気分です
今日は16度ぐらいまで気温があがるみたいなので、日中お散歩されても気持ちよいかもしれませんね。
さて、きょうは「その”気にしすぎ”は、生まれつきじゃないかも!?」というテーマでお話していきたいと思います。
カウンセリングで「もともとの気にしすぎな性格を直したい!」とご相談をいただくことがときどきあります。
私自身もいろいろ気にしすぎて日常的に生きづらかった過去がありますので、その気持ち、痛いほどわかります!
結論から言えば、「気にしすぎの性格」というのは6~7割は改善見込みがありますし、私の経験上できるものだと思っています。
ただ、中には改善が6~7割もいかない場合もあったりもします。
じゃあ、どんな場合に6~7割改善できる見込みがあって、見込みがないのか?
といいますと、少し専門的な話になりますが、実は、「気にしすぎの性格」には大きく分けて2つの種類が存在します。
まず一つ目は、先天性のもの。
これは、持って生まれたものであり、そもそも普通の人よりも五感や六感が非常に敏感で繊細な場合です。
代表的なものでいうと、HSPがこれにあたります。(繊細さんや敏感さんなどの呼び名で聞かれたことがある人もいるかも?)
もう一つが、後天性のもの。
これは、生まれ育って身についたものであり、もともとはそこまで気にしない性格の場合のことも多くあります。
代表的なものでいうと、アダルトチルドレンがこれにあたります。
(私自身はこの後天性の気にしすぎでした。)
冒頭でお伝えしていた、6~7割の改善が見込めるものは後天性の場合になります。
後天性の気にしすぎは、生まれ育つ家庭の中で身につけてしまった無意識のクセまたは習慣のようなものだったりするので、
簡単に言えば、そのクセ(習慣)を少しずつ修正していけば改善していくことができます。
ただ、先天性の場合が全く改善しないかというとそうではありません。
改善していくというよりは、もともと持って生まれた性質=ある意味の個性として捉えて、その個性とどう付き合っていくのか?を自分に合った方法を見つけていくというようなイメージ。
なので、うまく付き合える方法がわかれば、気にしすぎによる心身のしんどさの軽減に随分つながります。
もし、「気にしすぎの性格を直したい!」と考えてらっしゃる方は、自分がどちらのタイプなのか?事前に分かっているとアプローチ方法が見つけやすくなると思います。
自分がどちらのタイプなのか見極めるポイントとして、
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)が刺激に敏感かどうか?
で考えてみると良いと思います。
例えば
✅布の肌触りが気になる
✅大きな音にびっくりしがち
✅痛みに弱い
✅においが苦手
✅味に敏感
特にこれらの項目に当てはまらない場合は、後天性の場合の可能性が高いです。
自分の気にしすぎの性格が、先天性なのか?後天性なのか?知っておくだけでも、その部分との付き合い方が大きく変わってくるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
自分の気にしすぎる性格についてのお悩みのご相談も、カウンセリングで承りますのでご希望の方はお気軽にお問い合わせください♩
それでは、本日も素敵な1日をお過ごしください