「認知の歪み」は、全部で10パターン

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「認知の歪み」は、全部で10パターン

2024/02/08

おはようございますsmiley ヘテロクリニックスタッフ兼カウンセラーの米井です。

少しずつ暖かくなってきましたね♩

私の自宅の最寄駅は河津桜の名所なんですが、ちらほら蕾がほころびはじめていました。

まだまだ寒いですけど、春は少しずつ近づいてきてるなーっとその桜を見るたびに感じます。

みなさんは、春が近づいてきている雰囲気は感じられますか?

 

さて今日は、昨日に引き続き「認知の歪み」についてお伝えしていきたいと思います。

 

「認知の歪み」というのは、「物事の捉え方」に歪みが生じている状態であることは昨日お伝えしましたね。

この「認知の歪み」には、全部で10個のパターンがあります。

それぞれひとつずつご紹介していきます。


認知の歪みパターン1.白黒思考(オールオアナッシング)

物事のすべてを白か黒のどちらかはっきりさせないと気が済まない考え方のパターン

少しでも失敗したり、ミスがあったりするのが許せなかったり全てがダメなように感じてしまう。

 

(事例)「彼は時々ミスするから、能力が低い人」と考える。

 

認知の歪みパターン2.過剰な一般化

一度や二度たまたま起こったことが、これからいつどんなときも絶対に起こると思ってしまうこと。

 

(事例)好きな人に振られた。。この先、私を好きになってくれる人は誰一人としていない。

 

認知の歪みパターン3.マイナス化思考

悪い出来事でなく、良い出来事も良くも悪くもない出来事も悪い方に解釈してしまうこと。

 

(事例)テストが90点しか取れてない…。全然、頑張った結果が出せていない。

 

認知の歪みパターン4.結論への飛躍

根拠もなく自分の思い込みだけで悲観的な結論を出してしまうこと。

 

(事例)態度が素っ気ない…。きっと、この人にすごく嫌われてしまったに違いない。

 

認知の歪みパターン5.フィルタリング

まるでフィルターがかかったように、良いことをシャットアウトして悪いことばかりみてしまうこと。

 

(事例)褒められているにもかかわらず、「私に良いところなんてあるはずかない」と思ってしまう。

 

認知の歪みパターン6.感情的な決めつけ

自分の感情を判断基準にして物事を決めつけてしまうこと。

自分が「そうである」と感じたことはすべて事実であると思いがち。

 

(事例)あの人と話してるときにすごく嫌な気持ちになった。きっと、私のことがすごく嫌いに違いない。

 

認知の歪みパターン7.過剰な拡大解釈と過小評価

自分のことに関して、悪いことは過大評価して、良いことは過小評価しがちになること。

逆に他人に対しては、悪いことは過小評価して、良いことは過大評価しがちになる。

 

(事例)他人がミスしたときは「そういうこともあるよね」と思うのに、自分がミスをすると「なんて自分はダメなんだ」と深刻に考えすぎてしまう。

 

認知の歪みパターン8.レッテル貼り

たった一度ネガティブなことがあったとしたら、それをもとに、自分や他人に対して悪いレッテルを貼ってしまうこと。

 

(事例)友達に嫌な思いをさせてしまった私は、どうしようもない最悪な人間だ!

 

認知の歪みパターン9.個人化と非難

自分には一見全く関係ないことでも悪いことが起きたら、「自分のせいかも」と自分の責任に結びつけてしまうこと。

 

(事例)今日の部長はなんだか機嫌が悪い。。。きっとわたしがあの時お礼を言わなかったせいだ。

 

認知の歪みパターン10.「すべき」思考

全ての物事や出来事に対して、「~するべき」「~であるべき」と理想像が必ずあるかのように考えてしまうこと。

 

(事例)昨日は勉強もせずに寝てしまった。今日はいつもの倍以上勉強をしなければいけない。

 

いかがですか?

何か当てはまるものはあったでしょうか?

 

当てはまる項目が多いほど、日常的な生きづらさを強くしている可能性があります。

もし何か心当たりを感じたら、カウンセリングを受けられるのもよいと思います。

 

ヘテロクリニックでもご相談にのっておりますので、いつでもお声がけくださいませsmiley

 

感情カウンセリングの詳細はこちら

 

それでは、本日も素敵な1日をお過ごしください♩

 

 

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