今日、ちょっとだけ自分を甘やかしてみる
2025/03/23
目次
「がんばるのが当たり前」になっていませんか？
気がつくと、今日も1日、
誰かのために動いて、
誰かに気を遣って、
やるべきことをこなして――
気づけば、自分のことは後回し。
ふとしたとき、こんな風に思いませんか？
「私、ちゃんと休めてるのかな？」
「最近、自分のために何かしたっけ…？」
でも、すぐにこうも思ってしまう。
「いやいや、そんなこと言ってられない」
「私がやらなきゃ、回らないし」
そう。
あなたは、ずっと“がんばるのが当たり前”で生きてきた人。
だから、
「自分を甘やかす」なんて、どこか気が引ける言葉に聞こえるかもしれません。
でも――
「ちょっとだけ自分を甘やかす」ことって、思っているよりずっと大切なこと。
今日は、あなたの心にそっと寄り添いながら、
“がんばること”から少しだけ離れて、
“甘やかすこと”をやさしく見つめてみたいと思います。
「自分を甘やかす」って、どういうこと？
「甘やかす」と聞くと、
✔「サボること」
✔「ラクをすること」
✔「わがままになること」
そんなネガティブなイメージが浮かぶかもしれません。
でもここで言う「甘やかす」は、
💕「自分に優しくしてあげること」
💕「自分の気持ちを後回しにしないこと」
💕「心と体の声にそっと耳を傾けること」
です。
たとえば、
✅ 疲れている日は、家事を少し手抜きしてもいい
✅ 今日はごほうびに、自分の好きなスイーツを食べてもいい
✅ 気が乗らない誘いを断って、自分の時間を楽しんでもいい
それって、自分をダメにする行動ではなく、整えるためのケア。
“今の自分”に、ちゃんと優しくすることです。
あなたが「自分を甘やかしてこなかった理由」
あなたはこれまで、
家庭や仕事、人間関係に全力で向き合ってきた人です。
その中で、知らず知らずのうちに、こんな思い込みを抱えていたかもしれません。
✅「私はしっかりしてなきゃいけない」
✅「休むこと＝怠けること」
✅「家族や周りを優先するのが大人の責任」
その考え方が、あなたを支えてきた一方で、
「ちょっと甘えたい」
「好きなことをしたい」
という気持ちに
ブレーキをかけていたこともあったのではないでしょうか。
でも、本当はわかっているはずです。
無理をしすぎて、笑顔が減ったり、イライラが増えたりしたら、まわりにも優しくできない。
だからこそ、
“ほんの少し”でも、自分を優先していい日があっていいのです。
今日からできる。「ちょっとだけ自分を甘やかす」5つのヒント
① 「やらなきゃ」じゃなくて「やりたい」で選ぶ
・掃除、料理、メールの返信…
「やらなきゃ」と思っていることの中で、今日はひとつだけ“やめる”選択をしてみましょう。
「やらなくても困らないこと」は、思っているより多いかもしれません。
② 好きなものを「ためらわずに」自分にあげる
コンビニスイーツ、好きなコーヒー、読みたかった雑誌など
「もったいない」「太るかも」じゃなくて、
「これ、好き！」で選んでみましょう。
③ 「何にもしない時間」を10分作る
スマホも見ず、音も消して、ただぼーっとする時間を持ちましょう。
それだけで、心のノイズが少し静かになります。
④ 「無理に笑わない」「無理にいい人をやらない」
ちょっと疲れてるときには、ムリに明るく振る舞わなくてもいいのです。
「今日はそういう日」って、自分の気持ちに寄り添ってみましょう。
⑤ 自分への声かけを変える
「またできなかった…」ではなく、
「今日はよくがんばった」と自分に声をかけるようにしてみてください。
毎日、心の中で“よくやってるよ”って言ってあげましょう。
「甘やかすこと」は、自分を信じることにもつながる
自分を甘やかすことに、最初は違和感があるかもしれません。
でも、少しずつ慣れていくうちに、こう気づくかもしれません。
「あ、自分を大事にするって、こんなに心地いいんだ」
「ちゃんと自分をケアすれば、ちゃんと笑顔になれるんだ」
人にやさしくするには、自分にやさしくすることから。
人に気を遣いすぎる人ほど、自分にこそやさしさを向けるべきなんです。
まとめ：「自分を甘やかすこと」ができる人は、強くてしなやか
「今日、ちょっとだけ自分を甘やかしてみる」
たったそれだけのことが、
気持ちを軽くしてくれたり、
明日へのエネルギーをくれたりします。
これまでずっと、誰かのために、
自分にムチを打って走り続けてきたあなた。
これからはぜひ、
“やさしさ”というご褒美を、自分に渡してあげてください。
そして、思い出してほしいのです。
あなたは、もう十分にがんばってきた人。
これからは「自分を笑顔にする」ことも、人生の大切なミッションです。
だから今日、ちょっとだけ――
ほんの少しでいいから、自分を甘やかしてみませんか？
それができたあなたは、
きっと昨日よりずっと軽やかで、あたたかいはずです。
ヘテロクリニックは自分で自分の健康を守るお手伝いをしています
