人付き合いが苦しい理由は子どもの頃の体験かも? 親子関係が与える影響 ②
2024/11/27
目次
子どもの頃の体験が大人になった今も影響を与える理由
こんにちは。ヘテロクリニックカウンセラーの米井です。
人間関係がうまくいかない・苦しいと理由が、幼少期の親子関係にあるかもしれないというお話を中心に前回はお伝えしました。
➡前回のブログはこちら:人付き合いが苦しい理由は子どもの頃の体験かも? 親子関係が与える影響①
今回は、その続きになります。
子供のころの体験が大人になってからも影響を与える理由が実はあります。
幼少期に繰り返された体験は、無意識のうちに私たちの行動パターンに組み込まれるからです。
たとえば、親から「何をやっても不十分だ」と感じさせられた人は、大人になっても「他人に認められるためにもっと頑張らなければ」と無意識に思い込むことがあります。
また、「親の顔色を伺う」癖は、現在の職場や友人関係などでも続きます。
その結果、他人の言動に過剰に反応したり、ストレスを感じることが増えてしまいます。
これらの心の癖は、自分が気づかない限り繰り返されがちです。
しかし、過去の体験に気づき、それを乗り越えようとする姿勢があれば、徐々に変えることが可能です。
人間関係をラクにするためにできること
①自分の愛着スタイルを知る
まずは自分がどの愛着スタイルに当てはまるのかを理解することが重要です。
それがわかると、「なぜこう感じるのか」が整理しやすくなります。
②自分を責めるのをやめる練習
「どうしてこんなにダメなんだろう」と思う癖を意識し、「今の自分で十分」と言葉にしてみましょう。
心が少し軽くなるかもしれません。
③小さな安心感を積み重ねる
信頼できる人との関わりや、ちょっとした成功体験を積むことで、「自分でもできる」という実感を得ることができます。
親子関係を見直して前向きに生きるヒント
親子関係を振り返ることは、決して過去を責めるためのものではありません。
それは、自分の心の癖や反応のパターンを理解し、必要であれば癒やしていくための大切なプロセスです。
人間関係の苦しさや不安の根っこには、幼い頃に培われた思い込みや心の傷が隠れていることがあります。
それを見つけて優しく向き合うことで、今の自分にとってより心地よい関係性を築くヒントが得られるでしょう。
例えば、つぎのようなことを試してみてください。
子どもの頃の自分に「よく頑張ってきたね」と声をかけてあげる
子どもの頃のあなたは、きっと周りの期待に応えたり、自分なりに一生懸命生きてきたはずです。
その頃の自分を思い出し、温かい言葉をかけてみましょう。
「あのときよく頑張ったね」「怖かったけど、ちゃんと乗り越えてきたんだね」など、自分を肯定する言葉を投げかけることで、過去の感情を癒やす手助けになります。
信頼できるカウンセラーや友人に、自分の思いを少しずつ話してみる
誰かに自分の思いを話すことは、心を整理する大きなステップです。
特に、プロのカウンセラーや共感力のある友人は、あなたの話を否定せずに聞いてくれる存在になるえます。
「話すだけで楽になる」と言われるように、心の中に閉じ込めていた感情を外に出すことで、新しい視点が生まれるかもしれません。
小さなことから「自分を大切にする行動」を取り入れる
親子関係の中で「自分はもっと我慢しなきゃ」「他人を優先しなきゃ」と感じていた人は、日常の中で自分を後回しにする癖がついていることがあります。
まずは小さなことでも良いので、自分を優先する行動を意識してみましょう。
好きなものを食べたり、ゆっくり休む時間を取ったり、自分を大事にする感覚を少しずつ取り戻していくことが大切です。
親子関係を振り返るのは勇気のいることですが、その先には「もっと楽に、もっと自分らしく生きる」道が広がっています。
今のあなたにできる範囲で、自分の心と向き合う一歩を踏み出してみてくださいね。
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