人間関係のストレスを減らす大きなコツ・レジリエンスを高める方法

こんにちは。ヘテロクリニックスタッフ兼カウンセラーの米井です。

また新たな台風がやってきてるみたいですね。

そのせいか？なんとなく低気圧のゆらぎを身体がキャッチしてるようで、だるさもあったりしますが

みなさんは体調いかがですか？

身体が何となくだるい時は、気持ちまで落ち込み気味です。

こういうときほど、気持ちがホッとする時間を作ってあげると良いと思います。

落ち込みがひどく続く場合は、専門機関にぜひ相談してください。

さて、今日からのブログは心の免疫力と呼ばれる「レジリエンス」についてお届けします。

人との関わり合いが増えるほど、人間関係のストレスは避けられないものに思えるかもしれません。

特に、人の顔色を気にしがちだったり、周囲の期待に応えようと頑張りすぎてしまうと、ストレスはさらに増してしまいますよね。

けれど、ストレスを避けることができないからといって、ストレスを抱え続ける必要はありません。

むしろ、ストレスに対処するための力・心の免疫力と呼ばれる「レジリエンス」を高めることで、もっと堂々と自然体で人と接することができるようになります。

このブログでは、レジリエンスとは何か、そしてその力を高めてストレスに強くなるための具体的な方法をお伝えしていきます。

レジリエンスとは、逆境やストレスに直面したときに、しなやかに立ち直る力のことを指します。

レジリエンスが高い人は、困難な状況でも折れることなく、むしろその経験から学びを得て成長することができるのです。

レジリエンスは、決して「強い人だけが持っている特別な力」ではありません。誰でも鍛えられるスキルです。

日々の小さな選択や習慣を通じて、少しずつ強くしていけるものです。

特に人間関係のストレスに直面したとき、レジリエンスが高いと感情に振り回されることなく、自分らしさを保ち続けることができます。

人間関係のストレスは、いくつかの要因によって引き起こされます。

特に、周囲の顔色を気にしがちな人は、以下のような理由でストレスを感じやすいかもしれません。

他者と比較して「自分は劣っている」「私はもっと頑張らないと」と感じることで、ストレスが溜まります。

自分の価値を他人の評価に依存してしまうと、人との関わりが不安やプレッシャーの原因になります。

期待に応えることを常に考えていると、無意識に自分を犠牲にしてしまいます。

その結果、自分の意見や感情を抑え込み、ストレスが蓄積してしまうのです。

誤解や相手の反応に対する不安が、コミュニケーションを難しく感じさせます。

自分の思いがうまく伝わらなかったり、相手の言葉が自分を傷つけるように感じることで、ストレスが増してしまいます。

人間関係のストレスは避けられないものですが、レジリエンスを高めることで、これらの要因に対処しやすくなります。

人間関係のストレスを軽減し、より楽に付き合うためには、レジリエンスを高めることが重要です。

次の5つのステップはレジリエンスを高め、ストレスに負けない強い心を育てるベースを整えてくれます。

ぜひ参考にしてみてください！

まず、レジリエンスを高める第一歩は、自分の感情に気づくことです。

人間関係の中でストレスを感じた時、その瞬間に自分がどんな感情を抱いているのかを意識してみましょう。

怒り、不安、悲しみなど、その感情が何から生まれたのかを理解することが、ストレス解消の鍵になります。

具体的な方法：

• ストレスを感じたときに一度深呼吸をし、「今、自分は何を感じている？」と自問してみる。
• 感情をノートに書き出して整理することで、自分の内面を客観的に見る練習をする。

次に、ストレスの根本原因を見極めることが大切です。

感情に気づいた後、その感情がどのような状況から生まれたのかを考えることで、より具体的な対処法が見つかります。

具体的な方法：

• 日々の出来事を振り返り、どの場面で特にストレスを感じたか、そしてその背景にある考え方や思い込みに注意を向けてみる。

人間関係におけるストレスの多くは、コミュニケーションの問題から生まれます。

相手との対話がスムーズであれば、ストレスも軽減されます。自分の気持ちを適切に伝える技術を学びましょう。

具体的な方法：

• 相手を責めずに自分の感情を伝える「アイメッセージ」（例：「私はこう感じた」）を使う。
• その日のうちに感じたコミュニケーションの場面を振り返り、改善点を考える。

体の健康が心の健康に直結しています。　十分な睡眠、栄養、運動が整うと、ストレス耐性も自然と高まります。

具体的な方法：

• 一日10分でもいいのでウォーキングなど軽い運動を取り入れる。
• 定期的な睡眠時間を確保し、特にストレスを感じた日には少し早めに寝る習慣をつける。

レジリエンスを高めるためには、他人の助けを借りることも重要です。

信頼できる人に相談することで、ストレスが軽くなることがあります。

頼ることを怖がらず、サポートを求めましょう。

具体的な方法：

• 友人や家族に、自分が困っていることや感じていることをオープンに話してみる。
• 必要であれば、専門家やカウンセラーに相談することも選択肢に加える。

レジリエンスを高めることは、

✔自分はどんなことでストレスを感じるのか？

✔どうすればストレスを軽減されるのか？

✔どんなコミュニケーションを取りやすいのか？

など、現状の自分を客観的に理解できる良い機会とも言えそうです。

自分自身のストレスを自分で何とかできるようになると、心の自由度がかなり上がります。

そして、自分の人生を自分でしっかり舵取りをして生きていけるようになります。

これが自分らしく生きていける道筋を作ってくれます。

参考になれば嬉しいです！

次回は、

✔　ストレスと上手に向き合うためのマインドセット

✔　疲れた心を癒すセルフケアの習

✔　人間関係のトラブルに強くなるために

について詳しくお届けします♩