寝たきりにならないためには、サルコペニア対策が重要!
2024/06/08
寝たきりにならないためには、サルコペニア対策が重要!
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
先日、近所にお買い物に行ったら、お店の店頭の食料品がカラスに持っていかれていました。
どうも最近、店頭に並んでいる商品が少ないなと思っていたら、カラス対策のようです。
以前に手に提げていたお惣菜をトンビにさらわれたのを思い出しました。
皆さまも注意してくださいね。
本日は、サルコペニア肥満に潜むリスクについて、お伝えしていきたいと思います。
まずは、サルコペニアについてですが、
過去のブログ記事を参考にしてください
サルコペニア肥満というのは、
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体脂肪率32%以上で骨格筋量指数が5.67kg/m2以下
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女性の場合、体脂肪率32%以上で握力が18.0kg未満または歩行速度が1.0m/s未満
のことをいいます。
サルコペニア肥満は年齢が上がるほど増え、基本的に女性の方が筋肉量が少なく脂肪量が多いため、サルコペニア肥満になりやすいといわれています。
サルコペニア肥満は、通常の肥満よりも生活習慣病などにかかりやすく、運動能力、特に歩行能力を低下させるため、寝たきりになるリスクが高くなると言われています。
昔と比べて体系が変わっていないし、BMIも変わっていないから。。。と思っていても、
筋肉が脂肪に置き換わっている「隠れサルコペニア肥満」になっている場合があることが指摘されていて、注意が必要です。
2024年のJAMA Netw Open (2024; 7: e243604)に
サルコペニア肥満になると死亡率が高くなるという報告がされていました。
オランダのロッテルダムでの調査結果なので、
肥満の程度が日本人とは違う可能性が高いので、そのまま当てはめるわけにはいかないとは思いますが、注意が必要なのは間違いないでしょう。
参考までに、そのデータによると
サルコペニアじゃない人と比較した場合、
サルコペニア疑い例1.29倍、サルコペニアの確定例で1.93倍。
サルコペニア肥満で1つの体組成成分で変化がある場合は1.94倍、2つの変化がある場合2.84倍だそうです。
筋肉は25歳をピークに減少するともいわれています。
私もなるべく歩くようにして、筋力を落とさないようにしたいと思います。
では、今日も良い一日をお過ごしください。
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