冬の認知症悪化予防のカギは閉じこもりの予防

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冬の認知症悪化予防は閉じこもりの予防がカギ

2023/12/06

冬の認知症悪化予防は閉じこもりの予防がカギ

「寒いから外に出たくない」とおこたの番人になってしまう。

わかります。

とくに年をとってくると寒さのせいであちこち痛いところが出てきたり、

筋肉がこわばって動きが鈍くなったり、

ますます外に行きたくなくなりますよね。

ただ、そういう生活は、認知症予防の観点からすると好ましくありません。

冬はどうしても高齢者の閉じこもりが増えます。

そのため、一気にADL (Activities of daily living) が低下したり、認知症が悪化したりしやすくなってしまいます。

こちら、外出頻度と歩行障害の発生のグラフになります。

見てもらうとわかるように外出頻度が1週間以下になると

歩行障害の発生頻度が4倍にもなっています。

 

閉じこもりには3つの要因があるといわれていますが、

冬は寒い(環境的要因)というだけでなく

体のあちこちが痛くなりやすい、筋肉がこわばりやすいといった身体的要因、

さらには冬というのは日照時間が少ないため気分が落ち込みやすいといった心理的要因も加わって

閉じこもりが起きやすいのです。

「閉じこもり」になると

  • 活動性の低下から筋力低下が進み、転びやすくなり、さらに閉じこもるという悪循環

 

  • 活動性が低くなることで、食欲が落ち、栄養不良から筋肉量が減り、筋力低下が起き、さらに活動性が落ちるという悪循環

 

  • 生活リズムが崩れ、認知症の症状が悪化(注意力が低下するため転びやすくなります)し、意欲低下などのため閉じこもりが悪化するという悪循環

が起きます。

このことから考えても

寒い冬を活動性を低下させずにどうやって乗り切るか

ということが重要なのがわかるでしょう。


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