ストレスがかかるとお腹はどうなる?(4)
2020/08/06
ストレスがかかるとお腹はどうなる?(4)
日常で感じるストレスにはどんなものがありますか?
感じるストレスは人によって様々です。
職場の人間関係に悩んでいる人もいるでしょう。
職場でいい人を演じている人もいるでしょう。
周囲の人から嫌われないように嫌なことを引き受けて無理をする人もいるでしょう。
人から認めてもらうために辛くても頑張り体を壊す人もいるでしょう。
これらは自分が感情に囚われることで自分らしくない振る舞いをしているのです。
人からどう思われるか恐れ、
嫌なことを言われ腹が立っても、ニコニコと笑顔で取り繕い
うまくいかないと感じれば悲しくなったりするけど平気なフリをして過ごしていませんか?
怒り、悲しみ、不安など感情は体に影響します。
一過性に過ぎてしまえばなんともないこともありますが、
現代では多くの人は感情をないことにして感じなくすることで対応してしまっています。
感じなくなった感情はいつまでも自分の中に留まり続け、同じような状況が起きたときに再び本人の心と体に影響し続けます。
本当は怒っているのに、悲しいのに、不安でいっぱいなのに、
表面上だけを取り繕っているので、体にダメージがかかり続けるのです。
そんなことが続けば破綻してしまいます。
会社に行く途中にお腹が痛く下痢をする人。
会社の上司が怖くて胃がきりきりする人。
仕事の失敗を悔やみ食欲がわかず痩せてしまう人。
お腹だけでなくても腸の働きがうまくいかなくなることで免疫力がおち
風邪をひいたり、体のだるさがいつまでたっても取れないこともあります。
感情からくる体の不調を起こさず、健康的になりたいのであれば
感情が動いたことに気がつくことからです。
感情は常にあなたの中で起こりうごめいています。
感情に気がついたときに人にぶつけることなく、
上手に処理する方法は感情カウンセリングで学ぶことができます。
自分の中にため込まず、人にぶつけて争い事にならず、
自分も周りの人も気持ちよく過ごせる時間が増えれば、人生はもっと有意義になります。
自分が我慢をして嫌な思いをする人生を送り続けたいか、
自分が楽しいと思うことに人生を注ぎたいかは、あなた次第。
自分の感情を知ることは自分自身を知ることにもつながります。
自分のことがわかれば自分で自分を喜ばせることもできます。
自分がしていて楽しい仕事も選び成し遂げることができるようになります。
感情の扱いを知ってこれからの人生をもっと楽しみましょう。