癌の治療を終えて一歩踏み出したいあなたへ

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癌の治療を終えて一歩踏み出したいあなたへ

2020/03/19

癌の治療を終えて、一歩踏み出したいあなたへ

 

手術、抗がん剤、放射線治療を終えて

想像以上に自分の生活が変わったと感じる方もいることでしょう。

 

退院後は、自宅に戻ることができた安堵や

病院から離れられた喜びもあったことでしょう。

久しぶりにゆっくり家族と過ごしたり、外食をしたり、

どこかに出かけたり、日常に戻ることに喜びを感じ、

晴れやかな気持ちになったかもしれません。

 

一方、今まで何気なく感じていたことを不便に感じることもあったでしょう。

感じたことのなかった感覚を覚えた方もいることでしょう。

それは本当にささいなことだったかもしれません。

 

術後の痺れや浮腫によって起きることもあります。

料理中、重たい鍋を持とうとした時

いつも使っていた包丁を握った時

洗濯ものを干す時

どうして力が入らないの?

どうしてうまくできないの?

 

今までのようにはいかなくてもどかしく感じるかもしれません。

 

夏にお気に入りだった服を着た時

着替えを誰かにちらりと見られた時

更衣室でなんとなく周りがきになってしまったり。

 

ふと、鏡の前に立って自分の顔を覗いて

急に涙が出てくることもあるかもしれません。

自分の体が憎たらしくなって泣きたい。

でも泣けない。

 

もっとみんなのように積極的になれたらいいのに。

もっとポジティブに生きたい。

がんばろう、がんばろうとするほど、

でもどこかで自分に嘘をついている気がしてしまう。

 

どうしたら、もっと楽になれるのだろう。

 

そんな時は自分のこころに素直になりましょう。

泣きたい気持ち、悔しい気持ち

それはあなたの心にある大切な気持ちです。

それを安心して吐き出せる場所があなたには必要かもしれません。

気持ちを吐き出さなければ、

その奥にある本当の気持ちに

あなた自身が気がつけないかもしれません。

 

感情カウンセラーは、あなたがどういう状態であっても

あなたの気持ちの邪魔をしません。

 

悲しい時は悲しんで大丈夫。

怒りだ出た時どれだけ怒っても大丈夫。

泣きたければ泣いても大丈夫。

 

感情を表に出した後、すっきりとした気持ちで

今の状況のなか自分がどうしたいのか。

自分で気がつくことができます。

 

今の体でも大丈夫。

今の自分でも大丈夫。

今の自分を許すことができます。

 

新しい人生を歩む時

自分の気持ちに素直に生きることが

大切です。

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