回避型の愛着障害だった私が、無理せず人と打ち解けられるようになった理由
2025/01/27
自分の本当の気持ちをさらけ出せなかった私
こんにちは。ヘテロクリニックカウンセラーの米井です。
「どうして、いつも人と距離を取ってしまうんだろう…?」
そんなふうに、自分の人付き合いに悩んだことはありませんか?
私も、長い間「人との距離感がわからない」と感じてきました。
特に、自分の本当の気持ちをさらけ出すのが怖くて、気づけば壁を作ってしまうことばかり。
でも、少しずつ「自分なりの人付き合い」を見つけることで、前よりずっと楽に人と接することができるようになりました。
今回は、そんな私の経験と、無理せず人と打ち解けるためのヒントをお話しします。
目次
回避型の愛着スタイルによる、人付き合いのしんどさ
私は「回避型の愛着スタイル」と呼ばれる傾向を持っていました。
簡単に言えば、自分の弱い部分を見せることに対してとても臆病で、誰かと深く関わることが怖いんです。
たとえば、
仲良くなりたいと思っているのに、「こんなことを言ったら嫌われるんじゃないか」と不安になり、何も言えず距離を置いてしまう。
そして、結局その人と仲良くなれずじまい。
また、楽しく会話したいと思っているのに、さしあたりのない内容しか話さないためそこまで話が盛り上がったり、突っ込んで聞かれることもなく、なんとなーくでいつも会話が終わってしまう。
いつもこんな感じだったので、一人になった後は、「ああ、またやってしまった、、」と自分がイヤになったり、自分を責めることが本当に多かったんです。
でも、どうすればこのパターンを変えられるのか、まったくわかりませんでした。
自分を受け入れる第一歩
そんな私が少しずつ変わり始めたのは、「自分の回避型の傾向を認める」ことからでした。
最初は、「私のこの性格ってダメだな」と思うことばかりでしたが、あるきっかけから知った愛着愛着障害に関する本を読んでから、こう考えるようになりました。
「自分が傷つくのが怖いから壁を作ってしまうだけ。
これも、今の自分の一部なんだ。悪いことじゃなくて、ただの特徴なんだ。」
そう思えるようになってから、無理に「人付き合いを上手にしなきゃ!」と自分を追い込むのではなく、少しずつできる範囲で行動するようになりました。
実践した具体的な方法
ここからは、私が実際に試して効果を感じた方法をご紹介します。
1. 信頼できそうな人を選ぶ
すべての人と親しくなる必要はありません。
私は、自分を受け入れてくれそうな人を選んで、まずその人と距離を縮める努力をしました。
2. 本音を小出しにする
いきなり自分のすべてをさらけ出すのは怖いですよね。私も最初は、小さなことから話してみました。
たとえば、「最近、こんなことで困っててね」といった軽い本音から始めると、不思議と会話がスムーズになりました。
3. 自分の距離感でまずは良いと受け入れる
「このくらいの距離感がちょうどいい」と思える関係を、自分で探してみることも大切です。
相手に合わせすぎず、自分が安心できる距離を大切にすることで、人付き合いがずっと楽になりました。
現在の状況と気づき
今でも、無意識に人と距離を置いたり、壁を作ってしまうことはあります。
でも、それを「悪いこと」とは思いません。
むしろ、「ああ、まだ、クセが残っているんだな。」と受け入れることで、自分を責めることも随分となくなりました。
そして、自分に合った人付き合いのスタイルを少しずつ見つけていく中で、自然と笑顔の時間が増えた気がします。
もしあなたも「人との距離感がうまくつかめない」と悩んでいるなら、まずは距離感をつかめない自分を受け入れて見ることから始めてみませんか?
距離感がわからなかったり、うまくつかめない自分は決してダメではありません。
理由があって、ただ、そうなってしまっているだけなのです。
自分に合った人付き合いの形を探していけば、きっと少しずつ楽に人と接することができるようになっていきます。
焦らず、あなたのペースで、できることからぜひ始めてみてください。
「この人とはどう接したらいいんだろう…?」
そんなふうに、相手との距離感に悩んだり、迷ってしまうこと、ありますよね。
どうしたらいいか分からなくて、つい不安になったり、疲れてしまうこと、きっと多いんじゃないでしょうか?
カウンセリング通信では、あなたがもっと堂々と、楽に、もっと自分らしく人付き合いできるようになるためのヒントをお届けしています。
一人で悩みを抱え込まずに、少しずつ変わっていくためのサポートを受け取ってみませんか?
ご登録いただいた方には、
「堂々と自分らしくいるためのセルフケアガイドブック」をお届けしています。
もちろん、登録は無料なので、安心してお試しください。
「堂々と人付き合いができる自分」に変わるための一歩を、カウンセリング通信ではじめてみませんか?
その一歩を、少しでもお手伝いできたら、とても嬉しいです。