【心理分析】なぜ他人の目を気にしない人は自分らしく生きられるの？②

2024/12/26

自分らしく生きるための考え方

こんにちは。ヘテロクリニックカウンセラーの米井です。

「もっと自分らしく生きたい…」

そう思っても、周りの目や評価を気にしてしまい、本当の自分を出せない…。

自分らしく生きたいって、思うだけじゃダメなのかな？

周りの期待を裏切るのが怖くて、結局、いつも自分を押し殺してしまう…。

そんなふうに感じることはありませんか？

でも、その想いがあるのは、あなたがちゃんと自分を大事にしたいと願っている証拠です。

今はまだ少しずつかもしれないけれど、本当の自分を取り戻すことは必ずできますよ！

少しずつ心の中の重荷を下ろして、「自分らしさ」を取り戻すことははじめていきましょう。

以下では、まず自分らしく生きるための考え方を3つのポイントに分けてお伝えします。

まずは、「ありのままの自分を受け入れる」ことから始めてみましょう。

でも、「ありのままを受け入れる」なんて、簡単にはいかないですよね！

自分の欠点や失敗、周りからの評価が気になって、「こんな自分じゃダメだ」と思ってしまうこともあると思います。

そんなときは、こんな風に考えてみてください。

✔　今の自分がダメだと思っても、それは「自分が自分に貼ったラベル」にすぎない。

✔　誰にでも欠点があるし、それを隠さなくても良い。

まずは、紙に「自分がいいと思うところ」と「苦手だと思うところ」を書き出してみるのがおすすめです。

「良い部分も悪い部分も自分なんだ」と認められるようになると、少しずつ心が軽くなりますよ。

慣れてくるまでなかなかそうは思えないかもしれませんが、続けていくうちに、じわじわと認められている感覚がでてきます。

少し根気強く続けてみるようにしてみてください。

他人は、あなたの一部しか見ていません。

ほんの一瞬の言動や表情だけを見て判断していることがほとんどです。つまり、他人の評価は「真実」ではないのです。

もし周りの評価が気になったら、こう問いかけてみてください。

✔　本当にその人の評価が、自分の人生に影響するのだろうか？

✔　他人の評価に振り回されることで、自分がやりたいことを諦めてしまっていないか？

大切なのは、他人の評価ではなく、「自分が自分をどう思うか」。

自分で自分を肯定できるようになると、少しずつ他人の評価が気にならなくなっていきます。

「自意識」とは、簡単に言うと「自分に対する意識」のことです。

この自意識が過剰になると、他人の目を気にしすぎて苦しくなります。

そこで大事なのが、「適度な自意識を保つ」という考え方。

次のようなことを意識して試してみてください。

他人が自分のことを気にしている時間は実は少ない
→ あなたが思うほど、他人はあなたのことを気にしていません。何か気まずいことがあったとしても、数時間後には忘れていることがほとんどです。
小さなマイルールを作る
→ 「周りの目が気になる」と感じる場面で、自分を守るルールを作ってみましょう。
たとえば、「無理に話そうとせず、微笑むだけでもOK」や「失敗したら3回深呼吸する」など、小さな工夫で自意識を落ち着けられます。
“ほどほど”を選ぶ
→ 何事も「完璧にしよう」とするのではなく、「80％できれば十分」と考えるクセをつけましょう。
たとえば、仕事の資料作りも「必要最低限でOK」など、力を入れるべき部分を絞ることで自意識を軽くできます。