犬が死亡リスクを低下させる
2024/10/26
犬が死亡リスクを低下させる
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
昨日、期日前投票に行ってきました。
思ったよりも期日前投票に来ている人が多くてびっくりしました。
急に決まった選挙のせいか選挙権がなかなか届かず行ける日が昨日だけだったので、
同じような人が多かったのかもしれません。
さて、今日は「イヌを飼うと全死亡リスクが低下する」という記事をみかけたので、
それを紹介したいと思います。
以前に書いた記事、動物との触れ合いがオキシトシンの分泌を促し、ストレスを軽減させる
も参考に。
イヌ、ネコ、魚、その他のペットでペットの飼育と死亡リスクの関係を調べた結果、
イヌを飼っていた人たちだけが、全死亡リスクが有意に低かったことが分かったそうです。
おそらく、犬を飼うことが身体を動かす機会が増えるからではないかと論文では結論づけています。
確かに、近所でも早朝から犬を散歩させている人をよく見かけます。
自分のためだけだったら、めんどくさくてさぼりたくなる散歩も
かわいい犬のためだったら、毎日続けられたり、
いっしょに体を動かして遊んだりすることが
自身の身体機能の維持や改善につながり、
死亡リスクを減らすのかもしれません。
ちなみに、この調査を行ったのは、国立環境研究所の谷口氏らなのですが、
調査したのは、オーストラリアのデータ。
オーストラリアの所帯事情を調べる同国で唯一の大規模調査である
世帯・所得・労働の動向(Household, Income and Labor Dynamics in Australia; HILDA)調査の
データを調べています。
具体的には、
谷口氏らは、2018年から4年間、ペットの飼育状況に関する質問票に回答した1万5,735人のデータを追跡し、
2022年の全国死亡統計 (National Death Index)のデータとマッチングさせました。
ちなみに、1万5,735人の詳細は
平均年齢 46.1±19.1歳
女性 53.1%
既婚者 47.3%、事実婚 16.5%
ペット飼育者 9.525人(60.5%)
ペットの種類:イヌ 43.8%、ネコ 23.6%、鳥 9.7%、魚 7.7%、その他 6.5%
参考)Dog, cat, bird, fish, and other pet ownership and mortality: Evidence from the HILDA cohort
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