人間関係がうまくいかない理由は愛着障害? 心を軽くする対策法
2024/10/07
こんにちは。ヘテロクリニックスタッフ兼カウンセラーの米井です。
今日も日中は気温が高くムシムシしそうなお天気ですね。
秋というよりは梅雨前のような気候のようですが…(笑)
ところで、みなさんは秋の季節は楽しまれてますか?
わたしは個人的には食欲の秋を楽しんでいます!
昨日スーパーに行ったときに、とてもおいしそうな栗が売っていました♩
今度買って、栗ご飯にしてみたいと思います
前回のブログでは「人間関係がうまくいかない理由を知って、不安を和らげるヒント」をお伝えしました。
人間関係がうまくいかない理由の大きな一つに愛着障害というものがあります。
今回はその愛着障害にフォーカスを当てて、ブログをお届けしていきたいと思います。
人間関係がうまくいかない理由って?
相手の反応に敏感になりすぎたり、無理して笑顔を作ってしまったり…
人間関係に悩んでしまうことってありますよね。
こうした状況が続くと、「どうして私は人付き合いがこんなに苦手なんだろう?」と、自分のことをダメに感じてしまうかもしれません。
実は、その原因のひとつに「愛着障害」が関係していることがあるんです。
愛着障害って、聞いたことがありますか?
簡単に言えば、幼いころの人との関わり方が、大人になってからの人間関係にも影響を与えてしまう状態のことなんです。
愛着障害とは?
愛着障害というのは、子ども時代に親や養育者との間で十分な愛情や信頼関係が築けなかった場合に、大人になってからの人間関係に問題が起こりやすくなる状態のことを言います。
たとえば、子どものころに安心して頼れる存在がいなかったり、愛情をうまく感じられなかったりすると、大人になってからも「相手を信頼していいのかな?」「この人に頼って大丈夫かな?」と不安になってしまうことがあります。
幼少期の経験が大人になった今にどう影響するのか
幼いころに十分な愛情や信頼が感じられなかったり、不安定な環境で育ったりすると、今の人間関係へ大きな影響を与えることがあります。
たとえば、相手に対して依存しすぎたり、拒絶されることを恐れて本当の自分を見せるのが怖くなったり。
これらの影響が「愛着障害」として現れることがありますが、気づかないうちに日常生活での人間関係に苦しさを感じていることも少なくありません。
愛着障害が人間関係に与える影響
相手に依存しすぎる傾向
愛着障害の影響を受けていると、相手に過度に依存してしまうことがあります。
「この人を失ったらどうしよう」「この人がいないと自分はダメだ」と思い込んでしまい、相手に過剰な期待を抱いてしまうんです。
その結果、関係がうまくいかず、逆に孤独感を感じることも。
拒絶されることへの過度な恐れ
「相手に嫌われたらどうしよう」といった不安も、愛着障害が原因で強くなることがあります。
この恐れが強すぎて、本当の自分を出せずに、相手に合わせすぎてしまうことがよくあります。
すると、自分らしく振る舞えないためにストレスがたまりやすく、相手との関係もぎこちなくなってしまいます。
自分を抑え込みすぎてしまう
愛着障害を抱えていると、自分の本音を言うことに抵抗を感じやすくなります。
「こんなことを言ったら嫌われるかも」と思って、自分の気持ちを抑え込んでしまうんですね。
その結果、無理をしてしまい、後で自己嫌悪に陥ったり、関係がぎくしゃくする原因になったりします。
これらの問題に気づくことで、少しずつ改善へのステップが見えてくるかもしれません。
心を軽くするための対策法
自己肯定感を少しずつ高める
自己肯定感が低いと、どんなに頑張っても自分を責めてしまうことがあります。
まずは、自分を否定しない習慣を少しずつ作っていきましょう。
例えば、毎日「今日はこんな自分を認めてあげたい」と思えることを一つ見つけてみるだけでも効果があります。
人と健康的な距離感を保つ
人間関係では、相手と適度な距離を保つことが大切です。
近すぎると依存してしまったり、離れすぎると孤独を感じやすくなります。
無理に近づこうとせず、自分が心地よく感じる距離感を見つけましょう。
たとえば、「今日はちょっとだけ自分の時間を大切にしよう」と意識することが大切です。
相手の気持ちに過敏にならない練習
相手の反応に過敏になりすぎると、心が疲れてしまいます。
そこで、相手の言動を冷静に受け止める練習をしてみましょう。
たとえば、相手が何か言ったときにすぐ反応せず、少し間を置いて考える癖をつけることが効果的です。
信頼できる人に助けを求めることの大切さ
一人で抱え込まず、信頼できる人に助けを求めるのも重要です。
頼ることは弱さではなく、むしろ勇気ある行動です。
困ったときに「ちょっと相談してもいい?」と言える相手がいるだけで、心がぐっと軽くなります。
愛着障害を乗り越えるためにできること
小さなステップで取り組む実践方法
愛着障害を克服するには、焦らずに少しずつ取り組むことが大切です。
例えば、毎日自分に「少しだけ優しくする」と決めたり、他人との関係で小さな成功体験を積むことが、心の成長につながります。
カウンセリングなど専門的なサポートの活用
もし、一人では難しいと感じたら、カウンセリングなど専門的なサポートを受けることも一つの方法です。
専門家のアドバイスをもらいながら、自分のペースで進んでいける環境を作りましょう。
良ければ、ぜひ当院へご相談ください。ちょっとしたお問い合わせでも構いません。
お気軽にお知らせいただければと思います。
私自身も愛着障害があったので、人間関係にはよく苦しさを感じたり難しい部分が多々あり、悩むことを繰り返していました。
改善するのには時間がかかりますが、自分を責めず、少しずつ前進していけば必ず出口が見えるときがやってきます。
自分のペースで、ゆっくりと前進していきましょう。
私でよければ、改善するためのサポートをしっかりさせて頂きますのでぜひお気軽にお声がけください
ヘテロクリニックでは、自分の健康は自分で守るためサポートを行っております。
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