人間関係がうまくいかない理由を知り、不安を和らげる5つのヒント
2024/10/04
こんにちは。ヘテロクリニックスタッフ兼カウンセラーの米井です。
今日の関東地方はお天気が不安定なようで、急なゲリラ豪雨になったりかと思えば急に晴れたりでなんだか忙しいです。(笑)
湿度も高いので10月なのにムシムシしています。
お出かけの方は、急なお天気の変動にそなえて雨具をぜひお持ちくださいね!
「また人間関係でモヤモヤしてる…」そんなふうによく感じていませんか?
人間関係って難しいですよね。
うまくいかないと、つい自分に原因があるんじゃないかって考えちゃったり、どこかで傷つけられるんじゃないかって不安になったりするものです。
そんなふうにいつも不安になったり悩んだりした状態が慢性化すると、心身ともに緊張状態が続き疲労やストレスが蓄積しやすくなります。
ということで今日のブログは、前回のテーマ「人間関係のストレス」から派生して「人間関係の悩みや不安」をテーマに、悩みや不安の原因や和らげるヒントなどをお伝えしていきます!
人間関係に悩みがちな方の心が少しでも軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
人間関係がうまくいかない5つの理由
人間関係に対する不安や悩みの理由は、いろんな要素が絡んでいます。
ここでは、人間関係がうまくいかなくなってしまう主な理由を5つをご紹介します。
1. 過去のトラウマや傷
過去に人から傷つけられた経験は、心に深く残るもの。
たとえば、昔の友達に裏切られたことがあったり、家族や恋人からひどいことを言われた経験があると、新しい関係を築くのが怖くなってしまうことがあります。
こういったトラウマが、今の人間関係に対しても「また傷つくんじゃないか」という不安を引き起こしているのかもしれません。
2. 自己肯定感の低さ
「自分なんて…」と思ってしまう瞬間、ありませんか?
自己肯定感が低いと、どうしても他人の評価に敏感になりがちです。「相手にどう思われてるんだろう?」と考えすぎてしまうと、人と接するのがしんどくなってしまいます。
自己肯定感が低いと、相手との距離を感じやすく、ちょっとしたことでも不安になりやすくなるんです。
3. コミュニケーションの誤解
誰でも言葉の行き違いで悩むことあると思います。
ちょっとした冗談が誤解されたり、反対に自分が相手の言葉をネガティブに受け取ってしまったり…。
コミュニケーションの誤解は、人間関係にストレスを与える大きな要因のひとつです。
相手の意図がうまく伝わらなかったり、こちらの気持ちが届かなかったりすると、「何か悪いことしたかな…?」と不安になりやすいです。
4. 他人の反応に敏感
他人のちょっとした表情や言葉に、心がズキッと反応すること、ありませんか?
たとえば、相手がちょっと疲れているだけなのに「私のせいかな…」と感じてしまうこと。
特にHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)のように他人の感情に敏感な性質をもっていると、相手の反応に敏感になってしてしまうことがあります。
こういった性質がこれ原因で、人との関わりを避けたくなることもあります。
5. 愛着スタイルの影響
子どもの頃の親子関係が、そのまま大人になってからの人間関係にも影響することがあります。
これを「愛着スタイル」と言うのですが、不安型や回避型の愛着スタイルを持っていると、他人との関係に不安や壁を感じやすくなります。
過去の経験が現在の人間関係にどんな影響を与えているのかを理解することで、少しずつ今の悩みを解消していけるかもしれません。
人間関係がうまくいきにくい理由を理解して少しずつ変えていくことで、不安な気持ちが少しでも和らぐかもしれません。
つぎに具体的な対策やヒントについてもご紹介していきます。
人間関係の不安を和らげるための5つのヒント
人間関係の不安を和らげるために、わかっておくとと良いヒントが5つありますのでそちらをご紹介します。
1. 自己肯定感を高めるための毎日の行動
まず、毎日自分を少しでも褒めることから始めてみましょう。
例えば、「今日も仕事に行けた!」とか「ちょっと片付けできた!」といった小さなことを認めてあげるだけで、くすぐったい気持ちはあるかもしれませんが嬉しい気分になってきます。
毎日、自分の良いところを少しずつ見つけることが、自己肯定感を育てる第一歩です。
ただ、「当たり前のことをやってるだけじゃないか。。」となかなか認められない場合があります。
そういう気持ちが強い人は、まず、その認められない気持ちの部分を具体的に書き出してそちらから認めてしまうことをおススメします。
これも自分の気持ちをありのまま素直に受け止めることになりますので、自己肯定感に十分つながります。
認められない気持ちを十分認めきってから、あらためて、当たり前のことだけどやれてることや自分の良い部分を書き出してみましょう。
そうすることで、「当たり前だけどやれてるんだな。」という事実を認められるようになり、この積み重ねが自己肯定感になっていきます。
2. コミュニケーションスキルを磨く
次に、コミュニケーションを少し意識してみましょう。特に、「聞く力」を大事にすることがポイントです。
相手が話しているときに、どう返そうかと焦らずに、まずはしっかり話を聞いてみるだけで、すれ違いが減ります。
「相手が何を感じているのかな?」って意識してみると、会話が自然とうまくいくことが多いですよ。
聴き方については、下記のコミュニケーション記事を参考にお読みください。
*こちらの記事もご参考に*
職場の人間関係を円滑にするのに役立つ、アサーティブコミュニケーションとは?*
3. 相手の反応を冷静に捉える練習
他人の反応に敏感になりすぎてしまうこと、ありますよね。
「怒ってるかな?」とか「嫌われてるのかも…」って思うと、不安が募るもの。
でも、相手の反応をすぐに判断しないで、少し冷静に考えてみる練習をしてみましょう。
もしかしたら相手はただ忙しいだけかもしれません。少し余裕を持つだけで、不安が和らぎます。
4. 小さな成功を積み重ねる
大きな変化を求めず、まずは「小さな成功」を目指すことが大切です。
「今日は笑顔で挨拶できた」とか、「少し話しかけてみた」など、日々の小さな成功を大事にしましょう。
これを積み重ねていくと、次第に自信がついて、もっと大きなチャレンジもできるようになりますよ。
5. 信頼できる人に頼ることを学ぶ
最後に、人に頼ることも大切です。
一人で全部抱え込もうとせずに、信頼できる友達や家族、もしくは専門家に相談してみると、心が軽くなります。
「頼るのが苦手…」って思う人も、少しずつでいいので、まずは話を聞いてもらうことから始めてみましょう。
*こちらの記事もご参考に*
なぜ人に頼れないの?原因と特徴を理解して、頼り上手になるための方法を見つけよう!①
なぜ人に頼れないの?原因と特徴を理解して、頼り上手になるための方法を見つけよう!②
なぜ人に頼れないの?原因と特徴を理解して、頼り上手になるための方法を見つけよう!③
不安を乗り越えるための心構え
人間関係で感じる悩みや不安を乗り越えるためには、完璧を目指さないことが大事です。
うまくいくときもあればうまくいかなときもあります。
それでも、あまり自分を責めず「少しずつ前に進んでいこう」という気持ちを持ち、成長している部分があればしっかりそこを認める。
その繰り返しによって、少しずつ少しずつ人間関係の悩みや不安が軽減されていきます。
不安がなくなるまで時間がかかるかもしれませんが、焦らず、少しずつやれることから続けていきましょう!
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