糖尿病と睡眠の切っても切れない関係-4

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糖尿病と睡眠の切っても切れない関係-4

2024/09/11

糖尿病と睡眠の切っても切れない関係-4

こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。

暑い日が続いていますが、皆さま体調はいかがでしょうか?

この暑さはもうしばらく続きそうなので、しっかり水分をとるようにしてくださいね。

 

さて、今回は「糖尿病と睡眠の切っても切れない関係」の最終回です。

過去のブログ記事も参考にしてください。

不眠症が糖尿病に与える影響

睡眠が足りないと交感神経が刺激され、コルチゾールの分泌が増え、

インスリン抵抗性が高まるということがいわれています。

インスリン抵抗性というのは、簡単に言うとインスリンの効き具合です。

インスリン抵抗性が高くなると、それぞれの臓器において、インスリンの効きが鈍くなっています。そのため、血糖値を正常に保つために、より多くのインスリンが必要になってきます。

この状態が続くと膵臓でのインスリン分泌機能が低下し、糖尿病になります。

 

また、不眠により、食欲を抑制するホルモンであるレプチンが減少し、食欲を刺激するホルモンであるグレリンが増加するという研究結果もあります。

 

つまり、睡眠不足になると食欲が増すため、摂取カロリーが増える傾向があるということです。

 

コロンビア大学が32〜59歳の男女8,000人を対象に行った調査結果によると

平均7〜9時間の睡眠時間をとっている人に比べ、睡眠時間が5時間の人が50%、4時間以下の人は73%も肥満率が高かったのです。

参考) Gangwisch JE et. al. Inadequate sleep as a risk factor for obesity:Analyses of the NHANES I. SLEEP 2005;28:1289-96.

 

実際、睡眠時間が短いと炭水化物の多いスナック菓子の摂取が30%多いという報告もあります。

参考)Spiegel K et. al. Brief Communication:Sleep Curtailment in Healthy Young Men Is Associated with Decreased Leptin Levels, Elevated Ghrelin Levels, and Increased Hunger and Appetite. Ann lntern Med 2004;141:846-50.

 

これを考えると痩せたい人はまず、睡眠をしっかりとることが大切なのかもしれません。


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