睡眠不足だとストレスに弱くなる

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睡眠不足だとストレスに弱くなる

2024/08/31

睡眠不足だとストレスに弱くなる

こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。

週末はいかがお過ごしですか?

このお天気で予定が狂ったという方もいるのではないでしょうか?

こういうお天気だと自律神経が乱れがちなので、

何となく調子が悪いという方は深い呼吸を意識してくださいね。

ストレスと睡眠には深い関係があります。

 

副腎から分泌されるコルチゾールというホルモンは

心身がストレスを受けると、急激に分泌が増えることから

ストレスホルモンとしても知られています。

 

ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が多い人は睡眠の質が悪く

とくに、不安を引き起こす物質に対するストレスホルモンの反応が強い人ほど

その傾向が強いということが分かっています。

参考)https://www.nips.ac.jp/srpbs/media/press/110513ncnp_kunugi_press.pdf

 

つまりは、ストレスがあると心身を休めるのに十分な睡眠が不足する状態になりやすいということです。

 

いっぽう、睡眠が不足すること自体が

自律神経の乱れや日中の集中量低下、感情の不安定さや抑うつを引き起こすということもわかっています。

 

とはいえ、ストレス自体に対応するというのはなかなか難しいものがあります。

つまり、この悪循環を断ち切るためには、睡眠の質を上げるというアプローチが手っ取り早いわけです。

 

この状態を甘くみて放置してはいけない理由として、

ストレスホルモンが過剰に分泌した状態が長く続くと

「脳の海馬」という領域が小さくなってしまう可能性があるのです。

 

海馬は、新しく物事を覚えるのに重要な役割を果たしています。

 

それだけでなく、海馬が萎縮するとストレスに弱くなることが分かっています。

 

海馬の近くに「扁桃体」という場所があります。

扁桃体は情動の中枢とも呼ばれる場所で、

特に「恐怖」「不安」「緊張」「怒り」などのネガティブな感情に関わっています。

 

ストレスがかかると扁桃体が反応し、視床下部→下垂体→副腎へと刺激が伝わり、

ストレスホルモン(コルチゾール)が分泌され、

動悸がしたり、血圧が上がったり、筋肉がこわばったりということが起きてきます。

 

海馬は扁桃体から起きる一連の反応のブレーキ役として働いています。

 

慢性的なストレスにさらされ、

海馬が萎縮するとそのブレーキ機能が弱くなってしまうのです。

つまりは、ストレス反応が起きやすくなるということです。

 

海馬が萎縮することで

今までストレスには感じられなかったことがストレスになってしまうのです。

 


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