認知症の症状 その5 中核症状 判断力低下
2024/03/23
認知症の症状 その5 中核症状 判断力低下
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
今、福井の実家に帰省しています。
実家では超高齢者の両親が二人暮らしをしていますが、
元気でいてくれているおかげで、自由にさせてもらっています。
二人とも80歳を超えたので、年末年始に終活をして、
いろいろなものを処分したようです。
実家もずいぶんスッキリしていました。
今日は認知症の中核症状の一つ判断力低下についてです。
過去のブログも参考にしてください。
認知症の症状の中で神経細胞の障害が原因となる症状の一つに判断力低下があります。
そもそも判断とは、ある出来事や事柄について考えを決めることをいいます。
判断力が低下すると
- 白菜を買ってきたにも関わらず、白菜を使わずに腐らせる
- トイレットペーパーがまだたくさん残っているのに、毎日買ってきてしまう
- 季節にあった洋服が着れなくなる
- 善悪がわからなくなる
- 買い物をしてお金を払わずに帰ってきてしまう
- 信号を無視したり、道路の真ん中を歩いたりする
ということが起こってきます。
なるべく見守って一人でいる時間を減らしたり、
サポートしながらできることは自分でやってもらうようにして今ある能力を維持するよう心がけましょう。
サービスを利用するなど家族の負担を減らすことも重要です。