認知症の症状 その3 加齢による物忘れと認知症の物忘れの違い
2024/03/06
認知症の症状 その3 加齢による物忘れと認知症の物忘れの違い
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
今日は風が強いですね。
東関東を中心にかなり気圧も低くなっているようです。
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気圧予報をチェックできるので、参考にしてみてください。
(対策も載ってます)
今日は加齢による物忘れと認知症による物忘れの違いについて
お伝えしていきます。
以前にも触れましたが、脳の老化は30代から始まるとされています。
では、加齢による物忘れと認知症による物忘れにはどのような違いがあるのでしょうか?
たとえば、本人が物忘れを自覚しているかどうか。
加齢による物忘れの場合は、「最近、忘れっぽくなった」など本人に自覚があります。
ところが、認知症になるとそういう自覚が乏しくなってしまいます(初期のころは物忘れの自覚がある人もいます)。
自分が忘れっぽくなったという自覚がないため、
自分が財布などを片づけたことを忘れたときに、
「どこに片づけたのか忘れてしまった」という発想ではなく、
「誰かに盗られた」という発想につながりやすくなります。
加齢による物忘れでは、体験の一部を忘れるのに対し、
認知症による物忘れでは、体験したこと自体を忘れてしまいます。
たとえば、加齢による物忘れでは、お昼ご飯を食べたことは覚えていてもお昼ご飯に何を食べたのかを思い出せないといったことがあります。
それが認知症になるとお昼ご飯を食べたことすら忘れてしまい、
「まだお昼ご飯を食べていない」と訴えたりします。
ヘテロクリニックでは、認知機能を視線を使って検査する認知機能セルフチェッカーを取り入れています。
気になる方は、ぜひご利用ください。
お電話、メール、HPよりご予約を受け付けています。
認知症については、下記の記事も参考にしてください。