冬の感染対策は適切な湿度を保つことから
2024/11/11
冬の感染対策は適切な湿度を保つことから
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
乾燥が気になる季節になりましたね。
まわりをみても体調を崩す方が増えているように感じます。
以前のブログ(なぜ冬に感染症が増えるのか)でもお伝えしましたが、
冬は感染症が増える季節です。
その原因の一つが空気の乾燥です。
今回は、今日からとりいれられる乾燥対策についてお伝えしていきます。
最後までおつきあいください。
換気をする
感染対策という意味でも換気は重要です。
とはいえ、寒い季節の換気はなかなかつらいものがあります。
厚生労働省は「1時間に2回以上(数分間程度/回)、風の流れができるように2方向の窓を全開にする」と、換気の方法と頻度の基準を示しています。
不特定多数の人が出入りすることのない一般家庭に限っていえば、
そこまで厳しくする必要はないかと思います。
快適な気温と湿度を保ちつつ、午前と午後に1回ずつなど、時間を決めて行うと良いでしょう。
加湿器を使わずに部屋を加湿する
部屋で湯を沸かす
やかんや鍋、電気ケトルなどでお湯を沸かすというのは、発生する蒸気によって短時間で湿度が上げられます。
ただし蒸気量が多いため周囲が濡れたり、熱いお湯で火傷したり、さらには水分がなくなるまで放置して空焚きしてしまわないよう、注意しましょう。
部屋干しをする
洗濯物を部屋干しすると、乾く工程で水分が蒸発するので加湿効果が得られます。
部屋干し臭や雑菌が空間に浮遊するのを防ぐために、洗濯時に部屋干し用洗剤を使うと安心です。
眠るときに枕元に濡れたタオルを干すのもオススメです。
バスルームを開放する
入浴後、バスルームの扉を開放しておくことで、こもった蒸気が室内にも広がり加湿になります。
乾燥が気になる時は、バスタブのフタも開けておくと効果がさらにアップ。
ただし、加湿のしすぎにならないよう、また小さな子どもがいる場合は事故につながらないよう注意しましょう。
霧吹きでミストを空中散布する
霧吹きなどを使って空間にミストを噴霧します。
一時的ですが、顔回りなどの空間を潤す効果が期待できます。
精製水にアロマオイルなどを垂らし、香りを楽しめば一石二鳥。
水は使用する都度入れ替え、清潔な水を散布するようにしましょう。
加湿器を使う
簡易加湿器
ボトルやトレイに入れた水をフェルトなどの素材にジワジワと浸み込ませ、それが蒸発することで加湿効果が得られる加湿器です。
デスクなどに置いて顔回りを加湿したいときにオススメです。
最近は100円ショップでも入手できます。
一般的な加湿器の使うときのポイント
- 部屋の中央に置き、窓やドアの近くは避ける
- 水蒸気の吹き出し口が床上30cm以上になるように置く
- 換気扇の真下に置くのはNG、エアコンの吸入口近くはOK
- 夜眠るときは加湿器を消す
- 加湿器のタンクの水は毎日取り替える
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