コーヒー好きに朗報!
2024/06/05
皆さまは、コーヒーはお好きですか?
私は好きなんですよね。
ほぼ毎日飲んでます。多い時には3杯。
そういうこともあって、以前にブログでコーヒーを欠かさず飲んでいる人が起こす頭痛についてお伝えしました。
参考)コーヒー好きは注意。もしかしてカフェイン中毒になっているかも。
とはいえ、コーヒー好きなことはデメリットばかりじゃないですよ、ということで。
私もそうですが、お仕事でPC前で長い時間、座って作業しているという人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういう時に眠気覚ましもかねてコーヒーを飲んでいる方もいるんじゃないかなと思います。
実は、以前から長時間座っていると死亡リスク、心血管疾患の死亡リスクが高くなるということが言われていましたが、どうもコーヒーを摂取しているとそれがチャラになるらしいのです。
コーヒーを飲むと長時間座っていることのリスクがチャラになる?
BMC Public Health (2024; 24: 1069)で報告されたものなのですが、
10,639人を13年間追跡調査した結果を分析しています。
13年間の追跡期間中、945例がお亡くなりになり、心血管疾患が原因だった方が284人でした。
1日あたりの座っている時間が4時間未満の人と比べると、
8時間以上の人は死亡リスクが高かったそうです。
座っている時間が6時間未満で、コーヒーを毎日540g以上摂取している人(A)と
座っている時間が6時間以上で、コーヒーを摂取しない人(B)を比べると
死亡リスクが (B)は (A)の1.58倍、心血管疾患による死亡リスクは (B)は (A)の2.1倍。
ここまでだと、コーヒーを飲むことに効果があったのか、
座っている時間が短いことに効果があったのか、
それらの相乗効果なのか疑問が残りますよね。
しかし、うれしいポイントはここから。
なんと、長時間座っていることによる死亡リスクの上昇は、
コーヒーを摂取しない人にのみ見られたそうです。
コーヒーを飲むなら午前中に!
2025年1月8日のEur Heart Jオンライン版に
「コーヒーの摂取パターンが午前中の人は、全死亡と心血管疾患死のリスクが有意に低かった」
という記事が掲載されました。
残念ながら、終日摂取型の人には、その傾向はみられなかったそうです。
こちらは、アメリカのTulane UniversityのXuan Wang氏らが
米国民健康・栄養調査 (NHANES)のデータを用いて
米国成人のコーヒー摂取パターンを午前摂取型と終日摂取型に分類し、
全死亡、心血管疾患および癌による死亡リスクを
コーヒー非摂取群と比較したものです。
1998~2018年のNHANESデータ(成人40,725例)を調査
午前摂取型 14,643例 (36%) 午前4時~11時59分以外ではコーヒーをめったに飲まない
終日摂取型 6,489例 (16%) 時間に関係なくコーヒーを飲む
非摂取例 19,593例 (48%)
中央値で9.8年の追跡調査中に4,295人が死亡。
そのうち、1,268例が心血管疾患で死亡。934例ががんで死亡。
ちなみに、
がん死は、コーヒー非摂取群と差はなかったそうです。
コーヒーでパーキンソン病の発症リスクが低下する?
そして、もう一つ、こちらはオランダのUtrecht UniversityのYujia Zhao氏らの報告ですが、
コーヒーでパーキンソン病の発症リスクが低下するというものです。
(Neurology 2024; 102: e209201)
こちらは、18万4,024人を13.1年間追跡調査したもので、
血液検査から、カフェインとその代謝産物が発症リスクを減らしているのではないかと推察しています。
今後のフォローの研究が待ち遠しいですね。
とはいえ、以前にもお伝えしたように、カフェインのとりすぎもまた問題です。
自分の身体と相談しながら、決めるようにしましょう。
ヘテロクリニックでは、自分の健康を自分で守るお手伝いをしています。
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