梅雨を元気に過ごすには
2024/05/31
梅雨を元気に過ごすには
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
昨日は逗子の花火大会でしたね。
見に行かれた方もいらっしゃるのでしょうか?
いつもは、家の近くの海岸近くで遠くに見える花火を楽しんでいるのですが、
あいにく昨日は予定があって見れませんでした。
昨日の天気とはうってかわって、今日はまた雨ですね。
今年の関東の梅雨入りは6月7日ごろらしいですが、梅雨が近づいてきたのを感じます。
今日は、なぜ梅雨になると体調を崩すのかについて
明日は、梅雨を元気に過ごすためのポイントについてお伝えしていこうと思います。
なぜ梅雨に体調を崩すのか
梅雨は体調を崩しやすい季節といわれています。
株式会社クロス・マーケティングが2023年5月に全国の20~50代男女 各400名 計800名を対象に行ったインターネット調査によると
2人に1人が梅雨時に何らかの不調を感じているそうです。
男性に比べて女性に不調を抱えている方が多く、特に女性30~40歳代の60%以上の方がこの時期になると体調の悪さを覚えるようです。
「頭痛・頭重感」「疲れ・だるさ」といった症状が出る方が多いようですが、
他にも、「首や肩の凝り」「腰痛・関節痛」「めまい」「吐き気」「気分の落ち込み・不安感」「眠気」「むくみ」といった症状を感じる方がいらっしゃるようです。
では、なぜこのような症状が出るのでしょうか?
高湿度
梅雨の体調不良の原因
湿度が高くなると、身体が汗をかいても蒸発しにくくなります。
このため、体温調節がうまくいかず、体がだるく感じたり、疲れやすくなります。
さらに、体内の水分を必要以上に増やし悪影響を及ぼすともいわれています。
体内に余分な水分がたまっていないかをチェックするには「舌」がポイント。
舌の苔が厚くなっていたり、舌の周りがギザギザしていたら、余分な水分がたまっているサインです。
「豆類」「瓜類」「海藻類」を積極的にとるようにしてください。
また、湿度が高いとカビやダニが繁殖しやすくなり、アレルギーや喘息の症状が悪化することがあります。
気圧の低下
梅雨の体調不良の原因
梅雨は雨が降るため、気圧の変化が大きいイメージアあるかもしれませんが、
実際の気圧変動はそれほど大きくはありません。
とはいえ、いったん気圧が下がると気圧の低い状態が長く続くという特徴があります。
この長く続く気圧の低下と高湿度が重なって、体調を崩しやすいといわれています。
というのも、前庭器官(体の運動感覚や位置感覚を脳に伝える器官、耳にある)が気圧の微妙な変化を感じとって、その情報を脳に伝えた結果、古傷や持病の痛みを呼び覚ましたり、めまいや気分の落ち込みといった不調を起こすのではないかと考えられているのです。
寒暖差
梅雨の体調不良の原因
梅雨時は、梅雨寒(つゆざむ)といわれる季節外れの寒さがある日もあれば、
気温が上昇して真夏日となる日もあります。
寒暖差が大きいと体を調整する自律神経が働きすぎて、
自律神経が乱れ、体調不良をきたすといわれています。
日照不足
梅雨の体調不良の原因
梅雨の時期は曇りや雨の日が多く、日照時間が短くなります。
1970年~2021年の気象庁のデータによると6月の平均日照時間は130時間と5月の0.7倍と極端に少ないそうです。
7月には日照時間は9、10、11月よりも多くなるようです。
日照時間が少ないとなぜ体調が悪くなるのかということですが、
幸せホルモンともいわれるセロトニンの分泌が少なくなってしまいます。
そうすると、気分が落ち込みやすくなります。
また、ビタミンDの生成も減少し、免疫力の低下につながるともいわれています。
その他
梅雨の体調不良の原因
- 睡眠の質の低下
気温や湿度の変化によって寝苦しくなり、睡眠の質が低下することが指摘されています。
そうすると肉体や脳の疲れがなかなかとれません。
- ストレスの増加
雨が続くと外出する頻度が減り、運動不足になったり、ストレスがたまりやすくなったりするといわれています。
ヘテロクリニックでは、自分の健康を自分で守るお手伝いをしています。
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