何事もバランスが大事
2020/11/12
足の裏の母指球、小指球、踵の3点で床を押して立つ。ヨガをしていた時に先生がよく言っていました。人はこの3つがバランスよく押せていないと土台となる足裏が不安定になり、足首や膝、骨盤などの関節を曲げて立とうとします。すると必要のないところに力が入ったり、逆にうまく力が入らなる部分が出てきます。そうなると本来の適切な能力発揮ができなくなります。ある部分の筋肉が縮こまっているために、他の部分の筋肉を代償として余計に使わなければならなくなります。本人は一生懸命やっているのに効果が少ないなんてことが起きやすいかもしれません。同じようなことが様々なところで起きているのかもしれません。健康になりたい。そう思う人が以前より多くなりました。健康でいるために睡眠や食事、運動など体のケアを意識する人も増えました。でも、一つのことに固執しすぎてしまうと、逆にイライラして眠れなくなったりすることがあるかもしれません。「今日はこれができなかった。ここがダメだった。」そう考えたら、なんだか人生なかなかうまく行かないことばかりで嫌になってしまうかもしれません。全力で100%を目指しても、どこかで歪みが出てくるものです。そんな時は心のケアも大切。「今日はここができたからオッケー。今日はこれができた。」少しずつバランスをとりながら、全体調和が取れるようにしていきましょう。何かが偏っていることよりも全体の調和は取れていた方がバランスもいいですし全方向に少しずつ意識が向けられるかもしれません。そうすれば何事も柔軟に捉えられ結果的に心と体の健康に良さそうです。