カウンセリングを提供していて思うこと。

2024/09/27

こんにちは。ヘテロクリニックスタッフ兼カウンセラーの米井です

今日の鎌倉は小雨模様です。

秋雨前線なのか？さいきんはちょっとお天気が不安定ですね。

まだまだ気圧の変動も大きそうなので、どうぞ体調にお気を付けください。

さて、今日のブログですが、いつもお届けしているコラム記事はお休みをして、カウンセリングに関してちょっとした私信をお届けしたいと思います。

カウンセリングの仕事をはじめて約13年になります。

日々カウンセリングを行っていく中で痛感することは、「カウンセリングを受ければ、今の大変な状況が良くなる」思われてる方が案外多いのだなということです。

もちろんそうではない方もいらっしゃいます。

でも、やはりカウンセリングを受ければ良くなると思ってる方のほうが、比べると非常に多いように見受けられます。

誤解のないようにお伝えしたいのは、本来は、「カウンセリングを受けることによって、良くなる可能性がある」ということであって、

「確実に良くなるという保証がなされているものではない」ということです。

そもそも、カウンセリング本来の役割というのは、相談者の心や気持ちの悩みを専門のカウンセラーと一緒に話し合い、解決の糸口を見つけるためのサポート（補助的な役割）であって、良くしていくのは相談者であるクライアント自身なのです。

＊カウンセリングについてはこちらの記事を参考にしてください＊

ここを見誤ったままカウンセリングを受けてしまっていると、変にカウンセリングに依存し続けてしまったり、相談者自身の力がなかなか発揮されず良くなるものがなかなか良くならないといった結果を生んでしまうこともあり得ます。

人って不思議なもので、自分で自分を良くするための力を本来は持っているものです。

身体でいうとそれは”免疫力”ということになりますし、心でいうと”レジリエンス”（精神的回復力）とよばれるものです。（レジリエンスとは、困難をしなやかに乗り越えて回復する力という意味。）

ただ、どれぐらいこの力を発揮できるかというのは個人個人違っていて、何らかの要因で思うように発揮できない状態の人も少なくありません。

言い換えれば、カウンセリングはこのレジリエンス（精神的回復力）を発揮しやすい状態にするサポートともいえるかもしれません。

今日一番伝えたかったのは、みんな自分で自分を良くしたり救うことができる力を本来はもってるんだよということでした！

次のブログではレジリエンスについて詳しくご紹介しようと思います

それでは、本日も良い1日をお過ごしください♩

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