感情カウンセリングを癌の患者様にお勧めしたい理由 その7
2020/01/29
感情カウンセリングを癌の患者様にお勧めしたい理由 その1でお伝えしたように、癌の発生や経過にストレスが関係している可能性があるといわれています。
いっぽうで、当然ながら癌を抱えていること自体がストレスでもあります。
癌という言葉は癌の患者さまに大きなストレスをもたらします。
癌を告げられた後、一般的にはショック・混乱、不安・落ち込み、そして新たな生活への出発という過程を通るとされています。
癌という病名を告げられて数日間は、「何かの間違えではないか」という思いがでてきて、自分が癌であるということを受け入れられない方も多くいらっしゃいます。
これは、自分の心を守ろうとして起きる自然な反応です。
「なぜ自分だけがこんな目に合うのか」と怒りが出てきたり、「不摂生していたのがよくなかったんだろうか」と自分を責めたりすることもよくあります。
その後の心の状態としては、不安や落ち込みが出てくることがよくみられます。
ストレスはよくないといわれても、そういう状態のときには、難しいものです。
自分で対処しようとして、上手くいかずに更に自分にダメ出しをしてしまう、ストレスをみないように蓋をして更にストレスを溜め込んでしまうといった逆効果を引き起こしかねません。
感情カウンセリングの通常セッションでは、カウンセラーが安心できる場を提供することで、自然とご自身の感情に向き合い、開放することができます。
それによって、ご自身で本当に自分が望んでいることや本質的な問題解決に気づきやすくなり、ストレスも軽くなります。
感情カウンセリングのトレーニングコースでは、ご自身の感情を自分で取り扱うことができるようにしていきます。
ご自身でストレスに対処していると、ときにお時間がかかってしまう場合があります。
こういうサポートを利用してみるのもいいかもしれません。