感情カウンセリングを癌のサバイバーの方にもおすすめしたい訳その4

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感情カウンセリングを癌のサバイバーの方にもおすすめしたい訳その4

2020/01/17

感情カウンセリングを癌のサバイバーの方にお勧めしたい訳

 

以前から診察をしている時に患者さんから相談ごとをされることがあります。

 

私自身は消化器が専門ですが、

 

専門でないことも気軽に相談をされることが多いのです。

 

もちろんいい加減なことは言えませんので

 

専門外でわからないことに関しては

 

専門科に聞くようにお伝えしています。

 

しかし話を聞くと専門的なことでないことにも

 

改善点はあるような気がしています。

 

 

 

ある時、前立腺癌の手術をされた方から打ち明けられました。

 

「先生、実は前立腺癌の手術をしてから頻尿でね。

 

会議とか電車の移動中とか大変なんだよ。

 

泌尿器の先生は薬飲んでっていうけどさ、

 

そうはいってもどうしようもない時ってあるんだよね。

 

移動の時なんかトイレ探すのも大変。

 

尿のパットなんて買うの恥ずかしいし。

 

それからホルモンの影響で

 

なんだかその辺の若い子よりもおっぱいあってさ。

 

先生にはわからないよね。僕の気持ちなんて。 」

 

 

 

医師は薬で症状を抑えて患者さんのQOLをあげようと試みます。

 

しかし薬の調整はなかなか難しいこともあります。

 

症状も患者さんによって様々。副作用の出方も様々。

 

薬の相性も様々です。

 

癌の術後の合併症で悩む方は多いです。

 

しかし、その症状とどう向き合うかで気持ちが変わることもあります。

 

例えば先ほどの方の話をよくよく聞いてみると

 

頻繁にトイレに行くことで

 

自分が他の人からどう思われるのではないかと不安になったり

 

仕事中であればサボっていると思われるのではないかと不安になったり

 

あらかじめ長いこと席を立てないことがわかっていると

 

そもそもそちらが気になって集中できなかったり

 

周りの目を気にして余計に行きたくなってしまう

 

といった悩みがありました。

 

またホルモン療法の影響で女性化乳房になり

 

周りに人がいる温泉など行きたくない。

 

ゴルフの後のお風呂が嫌ということも言われていました。

 

周りと比べたり、周りと同じようにできないことで

 

不安や恐れ、悲しみなどの感情が出てくるようでした。

 

しかし、自分がどういう状況なのか周囲の人に理解してもらうことで

 

解決できることもあるかもしれません。

 

そもそもどうしてそれほど他人の目がきになってしまうのでしょう。

 

そりゃ言っていることはわかるけど、、、と思われる方は

 

自分の中にある感情のわだかまりが原因かもしれません。

 

人から自分がどう思われるか怖い

 

人からバカにされるかもしれない

 

こんな自分は恥ずかしくてさらけ出せない

 

気になるほど、本来自分のしたいことに集中できなくなります。

 

人は自分の弱い部分を他の人に見せたくないものです。

 

しかし自分の弱さを受け入れられた人は

 

自分のことや同じように困っている人だけでなく

 

自分のことを理解できない人も受け入れられるようになれます。

 

すると自分のことを理解できなかった人も

 

徐々に理解できるようになることもあります。

 

感情カウンセリングではこの自分の中にある否定的な感情を解消し

 

もっと自分らしくいられるようになります。

 

何かに怯えたり、自分を偽らずに済むようになります。

 

これからの時代、どんな方でも活躍できる世の中になります。

 

病気だからできない

 

人と同じようにできない

 

このように決めつけてしまうことはもったいないのではないでしょうか。

 

確かに現実的にできないことはあります。

 

しかし、今の自分にも、いえ今の自分だからこそできることだってあります。

 

あなたの勇気は誰かに勇気を与えるかもしれません。

 

あなたの行動は誰かに希望を与えるかもしれません。

 

自分の中の否定的な感情を解消して

 

自分らしく生きませんか?

 

これからは自分の人生を自分で作る時代です。

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